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私ボンベ様と話し合い。作戦を決めた。
『先ず、私が総統様に辞表を提出致します。
その時に総統様が怒ると思いますので、そこを襲撃。
助けが来る前に殺して、さようなら。と。』
zm「やっぱりええなぁ,,,。」
『では、辞表を書きましょうか。』
zm「彼奴ならどうせ、辞表って言う紙見た時点で怒るやろ。」
『いや、一応です。一応。』
何があるか分かりませんから。と付け足す。
私は書類に使っていた万年筆を取り、辞表を書き始めた。
辞表
私事、
この度、一身上の都合により、来たる
20XX年9月23日を持ちまして、退職致したく、此処にお願い申し上げます。
20XX年9月23日
D国外交官兼幹部 A・ハーハート
D国総統 シャル・ツヴァイ殿
zm「しっかりしとんなぁ,,,。」
『これ位普通です。』
zm「え?俺今貶された??」
『気のせいです。
______では、行きましょうか。』
zm「せやなー。俺、ダクトから行くな。」
『はい。お願いします。』
私はダクトに登ったボンベ様を見送り、辞表をポケットに入れる。
嗚呼。これで良いんだ。
彼が死ねば、全てが丸く収まる。
私のこの、忌々しい感情も。全て。
外交官の職は良いモノであった。
幹部の職は糞みたいなモノであった。
だから。だから。
『変わんないよね。』
zm「ん?何言うとんの?はよ行くで?」
上から篭った様な声が聞こえる。
ダクトの中から喋っているのだろう。
『何でも無いです。行きましょうか。』
_ _ _ _ _ _ _ _ _
総統は悪い人では無い。
良い人でも無い。
信頼を置かれる人間ではあった。
.
.
私と違い。
私は、【冷血で不気味な外交官】から【総統を殺した裏切者】になるのだろう。
不名誉な外交官であるより、誰かに支持される裏切者でありたい。
A・ハーハート。
総統、殺します。
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青酸カリになったもち。 - うわーーー!!!続編ですね!!待ってます!!ウェヘヘヘッヘ…tnさぁん…いい性格ですねぇ…sypさんも…ヤンデレ…最高ですねぇ…ありがとうございますぅ…これからも体調に気をつけて頑張ってくださいね(*´∇`*) (2022年8月29日 2時) (レス) @page50 id: 28dab282bb (このIDを非表示/違反報告)
若草 翠(プロフ) - shpヤンデレルート、、、、!最高かよ、、、、! (2022年8月28日 18時) (レス) @page47 id: bb83475977 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 理性のある限り譲らない。 (2022年8月24日 19時) (レス) @page24 id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
ハーハート - 喉から手が出る程欲しい。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: c689c7f624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汝 | 作者ホームページ:http://nanzi
作成日時:2022年8月13日 12時