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200.スーツ×ネクタイ=誘惑 ページ20

「おっ、おはようございますっ」


心臓に悪い


二宮「おはよう…ございます?」(笑)


いや、目に毒


だって


だって


動けない私の髪を悪戯にくしゃくしゃっと撫で無邪気に笑う目の前の彼が


私にとってはパーフェクトだから


二宮「朝食はもう用意してあるよ」

ベッドに腰かけていた彼は意地悪く笑い私の思考とは違う別欲の話をする

「…ありがとうございます」

"もっと…ねだらしてあげる"

彼のあたえたお仕置きにまさかここまで羞恥を煽らされるとは

これじゃ、盛りのついた動物だって

でも

どうにも抑えようがないのは

私の仕立てたスーツを身に纏う彼があまりにも魅惑的だから

そんな言い訳に立ち上がった彼のスーツの裾を衝動的に掴んでしまった


二宮「ん?」



「…あ………の」



二宮「どうかした?」



「…そのっ」



二宮「今朝は取引先とのミーティングがあるんだけどな」



「意地悪過ぎます」



二宮「そう?Aちゃんがちゃんとお願いしてくれなきゃ」


「それはっ」

グイっと引き上げられた顎

二宮「忘れちゃった?」

彼は浅く笑うと

二宮「前に言ったでしょ…」

私の耳元に唇をよせる


二宮「ご褒美は…"俺"だって」


「っ」


二宮「ほら」


羞恥より欲が上回る


「抱きしめて…欲しいです」

やっとの思いにでた言葉に


二宮「おいで?」

彼は簡単に腕を広げる

悔しいのに嬉しくて

飛び付くように立ち上がると彼の首の後ろに腕をまわしぎゅっと抱きついた

肺いっぱいに二宮さんの香りが満ちて

満足するのに

それは一瞬の事で

少しだけ身体を離す彼は私の顔を覗き込み

二宮「それで満足そうには見えないけど?」(笑)

見破るように私の腰を彼の腰に引き当てるように抱きよせる


「…キス………して」

二宮「ん」

啄むキス

小鳥のような軽い口づけに満足できるわけもなく

二宮「こらこら」(笑)
 
はしたないとわかっていても彼とのキスを深く

二宮「Aちゃ…」

そしてそれ以上を求めてしまう


二宮「駄目だって」(笑)

でもいい大人だから

そしてこれが彼から与えられた罰なら受け入れないと

背伸びしたかかとを床におろし彼の首の後ろにまわした腕を下げる

「ごめんなさい…ミーティングですよね」

だけどそれは一瞬

二宮「まだわかってないね」(笑)

笑う彼は片腕だけで簡単にその距離を元に戻す


二宮「仕事より貴女」


指先にかけたネクタイ


二宮「俺の最優先順位は"貴女"だよ」


それを一気に引き抜いた

201.美しい人←9/17→←199.燻り←9/9



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:2-38 | 作成日時:2019年8月8日 7時

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