子供ができました。【不死川実弥】

肆ノ話 ページ5

Aside

※実弥さんと玄弥君の関係は良好です。




「ちょ……月影さん……。

一旦落ち着きましょ？」




「うわぁぁん!!!!!

助けてぇー玄弥ぁ！」



はい。私 氷柱 月影Aは年下の玄弥君を頼りました()




《数分前》

あれから私は号泣しながら道を爆走。

自分の屋敷に行こう。そう思ったのですよ。

でもね。

私、お館様からお屋敷貰ってない←
(実弥と同棲してるからいらないって言った。)



うわああああ！何やってんだ私のバカぁ！

なんでお屋敷貰わなかったんだ私ィ!!!!!


そう思ってまた爆走。

あれ？こんなに走って大丈夫かな？


やべぇ。息上がってきた。


前までこんなのへっちゃらだったのに。


これも3ヶ月前からだ。あの怪我から。


体力戻さないとなぁ。

あ。でも産休貰わないと。





ん？待てよ。

話戻すけど、




私帰る場所なくね?









そして私は愛する弟(まだ弟ではない)に助けを求めたのだった。





「何があったんですか…………。」




「実はね──────。」




私は玄弥君に全てを話した。


今日は悲鳴嶼さんは任務で出かけているらしく、私の声だけが屋敷に谺響する。



「──────ってことがあったのぉぉお!!!!
助けてぇぇぇえ！我が弟ぉぉお!!!!!」




「ちょ、ちょっと待て。

じゃああんた子供いんのに爆走してきたのかよ!!!!!

バカじゃねぇの？！？！」




「うっ……。そう思ったら急に吐き気が……。」





「バカかっ！」




辛辣やね………。

お姉さんに向かって……。
(まだお姉さんではない。)

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