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零くんは集中治療室へと移された。
医師は弾丸の痕跡に多少の戸惑いは見せたが、日本警察とFBIからの要請だと言うと即座に反応し、治療を開始した。
公にしないことをこちら側からの絶対条件とし、公安から病院へ多額の補助金が出され、ここは後日、公安と協力関係を持つ数少ない病院の一つとなった。
私は検査入院ということでとある病室にいる。
零くんのそばにいたいけど、思いっきり拒否られた。主に風見さんから。
「貴女が万全の状態でないと降谷さんはまた不安定になってしまいます。休んでください」
「でもッ」
「心配する気持ちはわかりますが、それは降谷さんも同じこと。
どうか、降谷さんのためにも今は安静に」
私が様子を見ていますので、と付け加えて風見さんは集中治療室へと歩いて行った。
よって今、私は1人である。
病院に入ると哀ちゃんがいて、症状を見てくれた。
小学一年生なのに大丈夫なのだろうか、と思ったが周囲の大人は哀ちゃんに頼ってて、驚いた。
そういえばコナンくんもだ。
お姉ちゃん、ではなくお姉さんとかAさんと呼ばれていた。
彼も何か秘密があるのか。
「んん…わからん……」
そして一向に思い出せない煙草の匂いの人。ジンが今までずっと一緒にいたから全然あの匂いが出てこない。
誰なんだろう。いつも私を側で見守ってくれてた気がしたんだけど…。
誰かがわかったとしてもどの道、私は汚れてるから一緒にはいられないな。
だってジンと、とんでもないことをしまくった。薬のせいだからとさっきから理由付けてるけど、抱きしめあったりキスしたり、夜の行為も…
「あぁぁぁぁぁ…」
恥ずかしい！すごく恥ずかしい！！
自分が信じられない。そりゃファーストキスはお仕事でとっくのとうにしてたけどさ…夜の行為もまぁ…経験がなかったわけではないけどさ！？
あんな風に薬に溺れてそのまま流れでやってしまった自分を殴りたい。
「はぁ…」
「さっきからため息ばかりだな」
「え______？」
黒いニット帽を被った男の人。
あ…。
これだ。私の知ってる煙草の匂い。
え、でも、誰？
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しのはら(プロフ) - 明里香さん» また後日直します。わざわざありがとうございました。 (2019年6月15日 20時) (
レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 137話にも誤字がありました。「息の根を引き取った」ではなく、「息を引き取った」です。 (2019年6月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 136話に誤字がありました。「本人に入ってない」ではなく、「本人には言ってない」です。 (2019年6月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - ゆーきさん» なぜに笑すきだと言ってもらえるととても嬉しいです！ありがとうございます(^-^) (2019年6月3日 23時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 明里香さん» 明里香さんたくさんのご指摘ありがとうございます。降谷姉の会えない日々、×されない日々はすぐに直してきますが、囚われの方は更新と一緒に直します。多く間違えててすみません汗 (2019年6月3日 19時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しのはら | 作成日時：2019年5月25日 7時
