降谷姉の弟に会えない日々【降谷零】

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「たくさんの人が心配してたわ。

まだこの町に来て2日なのに、愛されてるわね」



美しく微笑む哀ちゃん。

聖母マリアですか貴女は。



「…眩しい」



「…視力に問題が…？ストレス性かしら…」



「いえ…違う……ちょっと神々しくて…」



「…変わった人」



あ、そのじとーっていう目好きです。
私、小さい子供好きだな、うん。



「今から他の人たちに連絡するから、大人しくしててね」



「はーい」



…大人っぽいなぁ。



_____________



「「「大丈夫ですか！？」」」



「あ、はい。この通り元気ですよ」



あまりにも勢いがすごかったのでこっちが少し引いてしまった。
来てくれたのは毛利さんと蘭ちゃん、少年探偵団のみんなだった。

沖矢さんはいない…か。
ちょっと寂しいかも。



「本当に元気そうだね…」



「コナンくーん！！心配してくれてたの？ありがと！」



「うん、そりゃね。もうする必要なさそうだけど」



相変わらず冷たいのね！でも可愛いから許す。



「それでもよかったですね！ストーカー犯が捕まって！

お父さんは何もしなかったので依頼料は後日お返しします」



と、蘭ちゃん。後ろで毛利さんが慌てているけど…



「……でもまぁ確かにそうだな…
私は実際話を聞くことしかできませんでした。今回の依頼料は返済という形で」



「ま、待ってください！」

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