降谷姉の弟に会えない日々【降谷零】

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「今日Aお姉さんは何か予定とかあるの？」



「え…うーんと…」



何も考えてなかった。



「仕事も休んじゃってるから特にやることないんだよね。ずーっと暇」



今実質ニートだからね。
本当にやることないんだよなぁ…



「じゃあ歩美たちとお出かけしよー！」



「へ！？」



「それいいですね！
最近近くに新しいショッピングモールができたばっかなんですよ！」



と、光彦くん。



「お姉さんどう？」



「私は別に構わないけど…ただ人が集まるところにはちょっと…」



泉谷Aがいると知ったらみんなどうなるか…
人がわんさか集まることだろう。自分で言うのもアレだが国民的女優なので。



「変装すればいいよ！
*僕、蘭姉ちゃん達が文化祭で使ったウィッグ借りてこようか？」



文化祭でウィッグ使ったの！？なんで！？
少年探偵団の目はキラキラと輝いている。期待に胸を膨らませているようだ。

…断りづらい！！



「じゃ、じゃあ…行こう……かな？」



ウィッグあるなら大丈夫だよね？
多分。



「それじゃあ僕もいっていいかな？」



……なんですと。



「えっと…なぜ？」



「実は先日のクライアントがそのショッピングモールのオーナーでして。
くじ引きの券を10枚ほど頂いたんです。
それにそろそろバイトは抜ける時間ですから」



それは、偶然でしょうか？
前からよくあったんだよ。零くんは先のことを読みして前から行動することが。



「みんなもくじの券持ってるんじゃない？」



「ありますよ！実は僕たち午後から行くつもりでしたから！」



ほーら！と言って3人は目の前にくじの券を出す。どうやら新聞のチラシに混ざって配られているらしい。




「コナンくんは来るの？」



「うん！興味あるからね！」






謎の不安があったのは言うまでもない。




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なぜかと言うとコナンくんは死神だから((

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