降谷姉の弟に会えない日々【降谷零】

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「もうどうにでもなれ…」



たった2日。
されど2日。

あまりにも私にとっての事件がありすぎじゃないか？
急な弟と思われる人と会い、ストーカーからの手紙が早速送られ、沖矢さんという得体の知れないイケメンに会い、



事が進むのが早すぎて怖い。



「あの…不味いですか？」



「えっ、いえとても美味しいです」



「顔が…」



へっ、顔？



「お姉さんの顔こわーい…」



と言いながら歩美ちゃんが乙女の必須アイテム鏡を私に向ける。

そこに映った自分の表情。


ブサイク極まりないブス顔だった。
めっちゃ眉間にシワがよってこいつ何考えてるんだろうと自分でも不思議になるくらいブス顔だった。



「………わぁ、」


「無意識…」



ストレスかな、うんストレスかな！



「そうですね、こんな顔してたら誰だって勘違いしてしまいます」



表情を直し、最後のハムサンドを口に含む。



あ、やっとわかった。



*私の弟は、私より料理が上手くなっていった。
そしてその時、なぜかお手製のオリジナルソースを作り始めたという事実がある。



『姉さん！これ味見して』



『いいよー…


美味しい！零くんすごいね！自分で作ったの？』




そうだ、あの時もらったソース。
あの味にそっくり。



「ふふっ…」



「ど、どうしたの？Aお姉さん」



「ううん、思い出し笑い」



懐かしい気がしたのは、このソースのおかげだったのね。





_____________


ソースは安室さんのハムサンドの中のみそとマヨネーズを混ぜたソースのことです。
完全なる捏造ですので原作と絡ませないようにしてください。

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