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貴方:「あ、歩くのってすごく大変ですね」

看護師:「出来てたことが出来なくなるって恐ろしいことなのよ。

さ、練習しますよ」


あれから数ヶ月経って歩く練習をしてます。
体重のかけ方とかなんか事細かいけどこれが大切なのだろう

貴方:「っ、力が入らない…」

看護師:「固定してましたし動いてませんからね。

足が細くなるので筋力が落ちた証拠なんです」


…しかも両足とは不運だな

柱に捕まって1歩ずつ歩いていく

足に力が入らないのと足が痛い

それほど負荷をかけるということなんだ


ゆっくりと動かしていきもう梅雨の訪れが分かる木を見ようと窓の方へ歩くと誰かが窓の縁に触れようとした私の手を掴み上手く立たせてくれた


貴方:「あっ」

津田:「頑張ってるな」

貴方:「津田さん。

今日収録はないんですか?」

津田:「ん?昼からだからちょっとここに寄った」

貴方:「え、あ、そうなんですか?!」


津田さんとは続いてます

当たり前ですけどね


入院してる時の楽しみはこの人と話すことかこの病院に入院してる人とのお話、仕事仲間との会話とかかな


動けないから会話しかできないしね

だからなにか出来ないかなぁと思い色鉛筆で塗り絵をすることにした

まぁ手のリハビリにもなりますしね

好きな色で塗れるし間違いがないからすごく楽しい

貴方:「あ、部屋に戻ってお話しますか?

お茶もありますし」

津田:「ん?ええよ

俺はここでいい。」

貴方:「いえいえ、リハビリにもなりますし」


多分津田さんのことだから私の負荷が一気にかかり疲れるかもと思ったのだろう

大丈夫だ

甘えてられないよ


壁に触れながら歩く


凄く長く感じるな


看護師さんも黙って私を見ていた


そして、部屋につくと私はベッドに腰掛けて机の上の色鉛筆を片付けた

津田:「色鉛筆それでいいのか?」

貴方:「?あ、はい!

混ぜれば大丈夫ですし」

津田:「絵の具じゃないのに

…Aの塗り絵を見てると少しずつ線からはみ出す事が無くなってきていて治ってきてるんだなぁってホッとするな」


貴方:「凄く手の運動になりますよ」

津田:「それは良かったな。」

津田さんは私が色を塗った絵を見ながらそう呟いていた。






それから退院したのは少し経ってからだった。

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- 物語読みました。 物語は完結していますが。。。 その後の2人が気になります。 またパート1・パート2沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (3月2日 1時) (レス) @page34 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく77のここの部分 落とされたのであれば多分嫌きっと私は貴方からは離れないのだろう。 これ正しくは多分いやきっとではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 77のここの部分 この人とずっとそばに居たい これ正しくはこの人のそばにずっと居たいではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 76のここの部分 そう言うと津田さんは先に言われたというな感じで私の腰に腕を回してふてくされた感じに言った これ正しくは先に言われたというような感じでではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page32 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 73のここの部分 いや、もう吹っ切ったのかもしれない これ正しくはもう吹っ切れたではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page29 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年1月14日 3時

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