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お金を使うのもなと思い花束を持ったまま んー悩んだ末
1人式場近くの広い公園のベンチに腰かけた。
夏だから熱い
招待状を受け取ったのは3ヶ月前なのにね
蝉の声がするが少しだけひやっとした風を感じる為
秋も近づいている。
私が好きだった人は今の私の上司と友達だった。
…ニエベにいた時深澤さんのことを好きになった。
だけど、彼に酷いことをした。
ニエベの方に来ないと酷い目に遭うって言ってた上司を止められなかった。
助けることが出来ずただ何も出来なかった。
普通の私が、あんないい人と合わないと周りは言っていた。
でも、今はどうなのかな
公園の時計を見ると夜の19時を指していた
そうだよね。
友人の結婚式が夕方だったし
…私、なんでこんな気持ちになってるんだろう
下を向いて花束を胸にあてて考える。
逢いたい
「……逢いたい」
自然と零れ落ちた言葉は多分私の本心だった。
夜になるにつれ寒さが出てくる。
回りが少しだけ暗くなってきて公園の中のライトが点灯した。
お金は返そう
うん
そして、なんて言おう
なんて言えば
下を向いて目をつぶっていると突然携帯がなった。
…この番号あの人だ
「…はい」
ボタンを押して出ると「今何処にいる？」と声が聞こえた。
「…近くの公園のベンチに居ます」
『わかった』
そう言ってきれた携帯
時刻を見ると21時をさしていた。
夜だ
…家に帰ってご飯食べて
明日は休みだからゆっくり寝て
そして
「A」
声が聞こえて顔を上げると走ってきたのか肩で息をしている彼がいた。
手には引き出物の袋と私のとは違うまた綺麗な花束
「なんでここで待ってんだよ。
冷えるじゃん
どこかお店で待ってても良かったのに」
「……なんか、悪いかなって思ってしまって」
「は？なんで？」
「あの、これ返します
それに、早く…」
「ん？早く？」
「……早く逢いたかったのでここにいました」
お店に行くよりもここに居た方が早く会えると思ってしまった。
少しでもいいから1分でも1秒でも
早く逢えたら嬉しいと願ってしまった。
すると、彼は私の手に花束を渡してきた。
「係の人がかすみ草とかバラとか
色んな花を合わせてくれたから綺麗なの貰ってきた」
「……？私持ってます」
「俺が持つよりあんたが持っていた方が様になるでしょ」
両手に花束
綺麗だなと思い見ていると肩にスーツのジャケットをかけられた。
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
