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誰が彼女を傷つけたのか
隣でさっき俺が渡した飲み物を飲んでいるAさん
彼女を見ているとこの前のふっかとの会話を思い出す。
キスねぇ
…がっつき過ぎると引くよなとか考えるし
好きだからこそ大切にしたいし
……普通はどのくらいでするの？
分かんないな俺には
「阿部さん？」
「ん？」
「どうされましたか？何か体調でも」
「、大丈夫大丈夫！」
危ないバレる
隣に座っている阿部さんはどこか考え事をしていた。
何かあったのだろうかと思ったが聞いていいのかも分からず聞けなかった。
阿部さんがどうぞと渡してきた飲み物は飲みやすい温かさで美味しい。
1口飲んで周りを眺めていると阿部さんは少し申し訳なさそうに話した。
「今思うと
ホラーって夏だよね。」
「？そうですか？？
寒い時のホラーってなんか怖さ倍増ですよ」
「背筋が凍るが増すってこと？」
「そうです
寒いからこそ後ろからのゾワッて
それに楽しかったです」
阿部さんの方を向いて話すと阿部さんは目をぱちぱちっとした後ははっと笑った。
「そりゃあ良かったぁ」
「阿部さん、怖いの大丈夫な人ですか？」
「んーー、だって怖くないしね」
ニヤッと笑い私の方を見た阿部さんはベンチの背もたれに背を預けた。
「びっくりした？」
「、そりゃあ。はい」
「はははっ、可愛い」
「ぁ、可愛くないですからね！」
恥ずかしい
目を逸らすと隣から服が擦れる音がした。
「そういう所が可愛いなぁって思ってるよ」
「……あの、やめてください」
「ん？」
「…恥ずかしいです」
やっと伝えると阿部さんは私の方に手を伸ばしてきた。
だが、その瞬間阿部さんの携帯が鳴り距離が離れた。
携帯を見ると阿部さんは立ち上がり電話に出た。
内容は分からないが会社の人だと分かる。
「え？メールが送れない？
じゃあ、えっと俺のメールに」
…なんか忙しそうだな
珈琲か何か飲み物を買ってこようかな
ベンチから立ち上がり近くにある自販機の方へ行く
自販機で珈琲を選びベンチの方へ歩いていると阿部さんが走ってやってきた。
「あ、終わったんですか？」
「え、うん。
…びっくりしたぁ、急にどこか行くから」
「え？あ、珈琲をと」
珈琲を阿部さんに渡すと阿部さんはそれを受け取り「ありがとう」といった。
「…ごめんね？休みの日も仕事で」
「え、いえ、私は大丈夫ですけど
気にしなくても大丈夫ですよ？」
逆に休めているのか不安で心配かも
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ハル春(プロフ) - 綺音さん» コメントありがとうございます！返信が遅くなってしまいすみません。頭から離れなくなってしまったのですか！？どうしましょう。カッコよく書けているのか不安だったのですが綺音様のコメントを見て凄く嬉しく思いました。ありがとうございます。 (2022年4月6日 3時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - Harukaさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなってしまいすみません。やっと移行や話が少しずつ進んできました。1番大好きなお話と言って下さりとても嬉しいです。これからは更新頻度が上がると思います。これからも頑張っていきますね！ (2022年4月6日 3時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
綺音(プロフ) - この話を読んで阿部ちゃんが大好きになってしまいました。兼ねてから宮舘涼太が大好きでしたがもう阿部ちゃんが、頭から離れません。。。。 (2022年1月28日 1時) (レス) @page48 id: cd7bb3faa5 (このIDを非表示/違反報告)
Haruka - このお話が一番大好きで今一番更新されるのが楽しみなのもこのお話です！なので更新してくださって嬉しいです！また更新待ってます！ (2022年1月28日 0時) (レス) id: 83280cc868 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！素敵な作品とは、とても嬉しいお言葉です。最近は更新が不定期なのでご迷惑をおかけしてすみません。かっこよく書けているか不安で何度も書いては消してを繰り返していますがこれからも頑張っていきますね。ありがとうございます！ (2021年12月22日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年9月2日 23時
