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「…また珍しい人が」
「……うん。俺でもそう思う」
普段着姿の友人を見るのは珍しい。
仕事も休みの今日、体鍛えますかぁとか思っていたらインターホンが鳴り出てみるとふっかが立っていた。
珍しく家に来た友人を中に入れて飲み物を前に出したが何か考えこんでいる表情。
…え？どっちだ？
仕事が上手くいってないのか？それとも、彼女と上手くいっていないの方か？
話しかける話題を何にしようかと思っていたら友人の方から声を出した。
「彼女がさ、仕事で春から関西なんだよ」
「また、遠い」
「そう。遠い。
…で、今…3月じゃん？4月からなんだけどさ
照は、俺がどんな性格か分かってるじゃん？」
「うん。ふっかの性格は知ってる。」
「照、俺
結婚に向いている人だと思う？」
珍しく相談事をしてくるとは思いもよらなかった。
雪でも降るんじゃないか？とも思った。
それだけ、深澤辰哉という男にとって意外な事だった。
自由人な性格だと本人は言うが、俺自身
こいつは、優しいと思う。
周りを見ているからこそ一人一人に合わせて動くし
なんなら、自分が前に出るのを引き受けようとする。
仕事場は全く違うし取引先になるが友人として信頼している。
だから、そんな友人には幸せになってくれと思ってしまう。
珍しく俺の家に来た友人は、珍しく困惑した表情で少しだけ下を向いて考え込んでいる。
「ふっかはさ、伏本さんの事好きなの？」
「好きだよ」
「じゃあ、もしも伏本さんが他の人の所に行くって言ったらふっかはどうする？」
「…前まではさ相手の自由に干渉しないようにしようって思ってたけど
Aは、俺止める。俺から離れようとするならもっと好きにさせてやろうって思う」
もう考えは見えてるじゃん
「ふっか、結婚していいと思うよ？」
「いや、俺だよ？」
「ふっかは自分が思っているよりも物凄く良い奴だよ」
驚いた表情で俺の方を見ているが別に嘘をついている訳では無い。
本当のことであってリアコと言われた男が結婚に向いていないはずがない。
「俺はさ、ふっかと違くて好きになったら相手のことが気になって気になって仕方がないし
逆にふっかの考え方は大人だなぁって思うよ？
それに、伏本さんにはふっかが必要だと思うからさ。
もっと自分に自信を持ってプロポーズして下さい」
伏本さんが待ってるよ。
「…まじかぁ」
「まじかぁってなんだよ。
プロポーズで渡す花束の花屋でも紹介しようか？」
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AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - yuuy0uyuuさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により少しの間だけ更新が遅くなると思いますが頑張っていきますね。カッコよく書けるように更に精進していこうと思います！ (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により更新が遅くなることが多くなると思いますがこれからも頑張っていきたいと思います。そして、いつもコメントありがとうございます。 (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
yuuy0uyuu(プロフ) - 更新待ってました^_^毎度きゅんきゅんさせてもらってます！頑張ってください！ (2020年9月5日 3時) (レス) id: f7633e6373 (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年8月30日 21時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年8月23日 19時
