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「渡辺さん」
渡辺さんに話しかけるとお茶を飲みながら私の方を見てきた。
「あの、友人の仲と仕事の仲がいいは違うって渡辺さんが仰ったんですね」
そうだ。
目黒君の報告書に書いてあった言葉だ。
渡辺さんはそれを聞いてキョトンとしていたが直ぐに思い出したのか「あぁ」と言って笑っていた。
「あいつか」
「？翔太、何を言ったの？」
「この前、佐久間と目黒君って子が来てさ
その子に教えたんだよ」
渡辺さんは資料をパラパラと見た後に深澤さんの方を見た。
「部長に話してみるよ」
「！？、え、それは」
「首を縦に振るのが遅いかもしれないけど
俺は必ず縦に振らせたい」
渡辺さんの目は鋭くどこか決意がある目をしていた。
雪会社の部長の人は見た事ないが目黒君の報告書を見るとやはり厳しい会社なのかなと思った。
雪会社は昔からある会社で地域に根付き、海外にも支社がある程の大きさだ。
私達の会社はそれよりは規模は小さい。
商社みたいなものだからなぁ。
隣にいる彼を見るといつもよりもどこか楽しそうだった。
そして、気を使う話し方をしなくてもいいからか少し砕けた話し方で
…友人と話す彼ってこんな感じなんだ
「伏本さん」
「？、はい」
彼の方を見ていると岩本さんか私に話しかけてきた。
どうかされたのかな？
「こんな奴だけどふっかと仕事するのどう？」
優しい言い方で多分友人だからこそ聞きたいことなのだろう。
「私なんかが深澤さんと働いて良いのかな？って思うんですよ。
周りのことをよく見ていて仕事も凄くて。」
恥ずかしいなと思いながらも岩本さんに話すと岩本さんは頷きながら話を聞いてくれた。
「何聞いてんだ」
「いやぁ、いい後輩を持ったなぁとね」
「なぁ、ふっか」
「何？翔太」
「ふっかの彼女って伏本さん？」
……、え？！
急にきた発言に驚いてしまった。
深澤さんはなんて話すのだろうか？
隣にいる深澤さんを見ると深澤さんは少しだけ驚いたがクスッと1度だけ笑った。
「直球すぎねぇ？」
「いや、これで彼女じゃなかったら誰だよってなるだろ」
「仕事中なんでお答えしませーん」
「はぁ！？なんでだよ」
渡辺さんが話せよ！と言う中深澤さんは使った資料を綺麗にまとめて机の端に置こうとしていた。
…そりょあそうだよね。
仕事中だし
自分の目の前にある資料に目を向ける。
…なんか最近仕事とプライベートの区別がしっかりしてないな。
反省しよう
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AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - yuuy0uyuuさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により少しの間だけ更新が遅くなると思いますが頑張っていきますね。カッコよく書けるように更に精進していこうと思います！ (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により更新が遅くなることが多くなると思いますがこれからも頑張っていきたいと思います。そして、いつもコメントありがとうございます。 (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
yuuy0uyuu(プロフ) - 更新待ってました^_^毎度きゅんきゅんさせてもらってます！頑張ってください！ (2020年9月5日 3時) (レス) id: f7633e6373 (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年8月30日 21時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年8月23日 19時
