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ただ私がする口付けを黙って受ける彼は私の指をギュッとしてくれたり黙って私を見ていた。
首に近づいて彼の首筋にキスをするとコクっと音が鳴った。
あ、
「すみません。嫌でしたか？」
「いや、逆。…続けていいよ」
逆って…サラッとよく言えるよ。
……今思ったけど私は服着てるのに彼服着てないのはおかしいよね。
覚悟を決めろ自分
息を吐いて自分の寝間着に触れて上だけ脱ごうとしたら深澤さんの手が私の手を止めた。
「え、あの」
「本当はどっちがいい？自分で脱ぐのと」
彼はベッドの側面に背中を預け私を見ていた。
…脱ぐのか脱がされるかということですか？
いや…え
「…手伝って…下さい」
「うん。いいよ」
目をつぶってグッと服を上にあげると深澤さんが脱がしてくれた。
キャミソールを着てるからまだ全部脱げた訳では無い。
深澤さんは私の服を横に置くと私に向かって手を広げてきた。
「Aいいよ」
その落ち着ける理由を知りたい。
彼に近づいてまた口付ける。
どうして「いいよ」って言えるんだろうか。
ていうか、全くもってキス以降出来ていないがそれでも満足してるのか？
…明日仕事なのにこんな感じでいいのかな
なんか…もう心臓がもちそうにない。
チラッと彼を見ると目が合った。
心臓が変な音を立てそうになった。
深澤さん
「…っ、あの
深澤さん」
「お、どーした？」
「、もう無理です。
……深澤さんの好きにして下さい」
顔が熱くなり心臓がうるさい。
まただ。あの旅館で起きた時と同じだ。
なんでこんなにこの人といると自分の胸がうるさくなるのかな。
下を向いて彼から目をそらすと彼は私の方に近づき下から覗き込んできた。
真っ直ぐに見られるともっと恥ずかしくなる。
「A」
「……？」
「…あって言ってみて」
あっ、と口を少し開けると彼は私の唇を塞いだ。
驚いて後ろに倒れそうになったが彼が私の背中に触れ支えてくれた。
彼の行動に着いていきたいし応えたい。
彼の手をキュッと握ると彼はキスをやめて私の方を見た。
「上手」
「…、？！何が」
「んー？俺を煽るのが」
ふわっと笑った彼を見て色気があるというか
……ギャップがあるというか
彼を見ていると私の体に触れベッドに寝かせてくれた。
私を降ろすと彼は私の手に触れた。
「どうする？この先する？」
これ言葉で伝えないといけないの？
恥ずかしいよ
私は咄嗟に彼に抱きついた。
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ハル春(プロフ) - naoさん» こんにちは！コメントありがとうございます。2ターン目なんですか！？読み返して下さりありがとうございます。細かく丁寧に書くことを心掛けていますがそう言って下さりとても嬉しいです！続きの方の作品も頑張っていきますね！ (5月2日 15時) (
レス) @page9 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは。このお話、長編だし、続きのお話もあるので、GWだし読み返そうと思って、全編通しては2ターン目なんですが、ダメです。絶対泣いちゃうんです。キューっと苦しくなったり神経?が痛くなったり。みんなキャラにあっていて声が聞こえるようです。大好きです。 (5月2日 13時) (レス) @page20 id: 6fa3cc8cda (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» ありがとうございます！色々とあって不定期更新になるかもしれませんが頑張っていきますね！ (2020年8月23日 20時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新頑張ってください！応援してます！ (2020年8月22日 22時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 紗世さん» コメントありがとうございます！こんばんは。不定期で大量更新が多いのでバランスが悪いと思いますが楽しみにして下さりとても嬉しく思います。あと少しでまた移行すると思いますがこれからも更新頑張っていきますね！応援ありがとうございます。 (2020年8月15日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年7月13日 16時
