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旅行は楽しかった。
その後は仕事をして何事もなく普通の生活が過ぎていき気づけば秋になっていた。
深澤さんと出かけるのも少ないからなぁ
今度は自分から誘おうか
営業課の方に提出する書類があり持って行ってる最中そんなことを考える。
…深澤さんの私生活ってどんな感じなんだろうか。
家にお邪魔したことはあってもあの旅行以降行ってないような。
確か、次の日には仕事もあったしなんなら目黒君とか新人さん達のサポートしてたし、企画書立案したり
…目まぐるしい日々だったな。
営業課の前に着いたので扉を開けようとしたら佐久間先輩が出てきた。
「外回り行ってきまーす！
っ、どわっ！？」
「あ、すみません。」
「Aさんじゃん。どうした？」
「課長が書類をと」
「じゃあ俺が受け取っとくよ。」
「え、いいんですか？」
「うん。まだ俺扉開けただけだし」
流石佐久間先輩
後輩から人気者なはずですよ。
先輩に渡すと先輩はニコニコしながら受け取った。
今から外回りなのかな？申し訳ないことしたな。
「先輩外回りですか？」
「外回りー。秋でも暑いんだなこれが」
「水分補給と程よく休んで下さいね」
「わぁー、ありがと。Aさんもね」
厳しいけど怒ったら怖いけど
面倒みも良くて優しくて真っ直ぐな先輩だから周りからも慕われるのだろう。
「はい。気をつけます」
こんな先輩になりたいな。
部署に戻りパソコンに表を作りながら数字を打ち込んでいると後ろからくしゃみが聞こえた。
「大丈夫ですか？先輩」
「んー？ん。大丈夫大丈夫」
この声あの人だ
後ろを向くと席に座ってる深澤さんだけど鼻声だ。
周りの人が話しかけてるけどあれ本当に大丈夫なのかな？
前を向いてまたパソコンのキーボードに触れようとしたら
「伏本さん」
「！？はい」
「ごめん。これ、出来る？」
「…？これですか？」
「うん。そう」
書類とファイルを持った深澤さんが来たが
この書類
「あの、これ去年の日付ですよ？」
「え？…あ、ほんとだ」
珍しい間違いかも
心配になり声をかけようとしたら深澤さんは私の方に手のひらをスッと見せて「悪い、ごめんね」と言ってきた。
困った顔で謝っても深澤さん絶対体調悪いよね？
「いえ、大丈夫ですけど
深澤さん、たい」
「ふっか先輩！受付に試験の事でお尋ねしたいことがあるという学生さんが来てますよ」
「まじ？おっけー」
大丈夫かな…
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ハル春(プロフ) - naoさん» こんにちは！コメントありがとうございます。2ターン目なんですか！？読み返して下さりありがとうございます。細かく丁寧に書くことを心掛けていますがそう言って下さりとても嬉しいです！続きの方の作品も頑張っていきますね！ (5月2日 15時) (
レス) @page9 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは。このお話、長編だし、続きのお話もあるので、GWだし読み返そうと思って、全編通しては2ターン目なんですが、ダメです。絶対泣いちゃうんです。キューっと苦しくなったり神経?が痛くなったり。みんなキャラにあっていて声が聞こえるようです。大好きです。 (5月2日 13時) (レス) @page20 id: 6fa3cc8cda (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» ありがとうございます！色々とあって不定期更新になるかもしれませんが頑張っていきますね！ (2020年8月23日 20時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新頑張ってください！応援してます！ (2020年8月22日 22時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 紗世さん» コメントありがとうございます！こんばんは。不定期で大量更新が多いのでバランスが悪いと思いますが楽しみにして下さりとても嬉しく思います。あと少しでまた移行すると思いますがこれからも更新頑張っていきますね！応援ありがとうございます。 (2020年8月15日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年7月13日 16時
