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「ごめんね。私の彼氏が」
「彼氏さんですか…？」
「そう。この人誰にでも優しいからさぁ」
え、私二股されてたの？
でも待ってよ。
これってどういうことだ。
私が彼女です
そう言いたいのに言葉が出ず私は失礼しましたと言ってコンビニを後にした。
「あれ？あの子逃げちゃった。
阿部ちゃん先生ー、あの子知り合い？」
「…昔彼女が高校２年生のとき担任になったんだ」
「！私が知らない時に出会った子なんだ。
でも…好きじゃないよね？だって先生私の事一途じゃん」
苦しい
でもここであの子が「彼女です」って言わなくてよかったと思った。
彼女が酷い目に遭わないようにするにはこういう方法しかなかった。
携帯の連絡先も見られていつも来るからAには連絡ができなかった。
本当の事を話そうかとも思ったが危ないと思い辞めた。
……二十歳の誕生日、俺祝ってあげたいな。
あの日からずっとキスで止まってる。
本当はもっと恋人らしいことあの子にしてあげたいし我儘も聞いてあげたい。
あの子からの約束や我儘はどんなに忙しくても聞いてあげたい。
なんで…こんなに逃げれないんだろうか。
すると、何も言わない俺を嫌に思ったのか与崎は俺の首に抱きついてきた。
「なぁに考えてるの？先生」
「うるさい。」
「もしかしてあの子のこと好きなの？」
バレるな
頼むから
「…そんなわけないだろう」
そう呟くと与崎は俺の唇にキスをした。
「だよね。あんな子どもっぽいの先生のタイプじゃないよ」
お前があの子のことを悪くいう資格はない。
イラってしたが俺は堪えコンビニを後にした。
…彼氏が浮気した？
でもあれってなんか可笑しい。
家に帰って一人ベッドに腰掛けて考える。
忘れることは出来ない。
だって、私は好きだから
でも向こうはどうなのかな
嫌いなのかな？…
そう思っていると家の電話が鳴った。
…家族居ないから私が出るしかないか
「…はい、神崎です」
「あ、もしもし、神崎さん？」
「…？」
「深澤です」
「！？深澤先生」
「お久しぶり」
その声は高校以来の懐かしい声。
深澤先生久しぶりだなぁ
でもなんで？
「先生、何かありましたか？」
「んー、何かというか。阿部は与崎っていう女と一緒に居る？」
「与崎…心理学の」
「そうそう。もしかして何も聞いてないね？」
深澤先生はそう聞くと私にある話をしてきた。
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ゆき(プロフ) - はじめまして！渡辺担の自分からして 阿部ちゃんがこんなにドタイプになるとは思いませんでした。（笑）次回の更新も楽しみにしてます！ (11月13日 14時) (
レス) id: 7a7aa81b8c (このIDを非表示/違反報告)
とーふ(プロフ) - 初めまして、こんにちは。つい続きが気になってしまい一気に読ませて頂きました！1話から現在までの変化を見ながら読むことが出来て、とても楽しく面白かったです。次回の更新も楽しみにしております！これからも頑張ってください！ (2023年3月27日 6時) (レス) @page31 id: ce1284c64d (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - ハル春さんこんにちは。一気に読ませて頂きました、とても気になる所で更新停止になっているので続きが気になってたまりません（笑）更新楽しみにまっています！！頑張ってください！ (2021年11月17日 9時) (レス) @page31 id: 57f03d40c4 (このIDを非表示/違反報告)
みみん(プロフ) - こんばんは！やっぱりハル春さんのこのお話はスゴく読みごたえがありいつもワクワクします！！引き続き読ませて頂きますので頑張ってください！ (2020年6月7日 23時) (レス) id: a5b6023e83 (このIDを非表示/違反報告)
みみん(プロフ) - お返事ありがとうございます。私、この話好きになりました！これからも見ていくので頑張ってください！！阿部ちゃん最高です！！ (2020年6月1日 2時) (レス) id: a5b6023e83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年4月8日 4時
