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…なにこれ
シャツの印を見ると真っ赤な口紅
……これ
その時シャツを無理矢理奪われた。
「俺、風呂入ってくるから先寝とって」
「…これ」
「なんもないから。大丈夫やから」
「大丈夫？なんでそんな決め付けられるんですか？
言ってくれないと分かりませんよ。
私知ってるんですよ？
…飲みだって。」
「……なんで知ってるん？」
「…話を聞いて…」
「そうなんや。俺はなんもないから大丈夫やから
安心して欲しい」
「……安心？」
さっきまで不安が勝ってたのに今は怒りが込み上げてくる。
私は淳太さんの方1度見る
「…珍しい目付きやな」
「そうですか？
飲みが楽しかったのならいいですよ。
赤い口紅を私はつけませんし、そんないい女の人がいるならそっち行きたいって思いますよ。
どうでした？
久しぶりに女の人に触れられて」
スラスラと言葉が出ていく
でも嫌な言葉ばっか
そんなこと言いたくもない
全て言い終えた時だった淳太さんは私の方に手を伸ばし私の肩を掴んできた。
力が強く驚いた私は後ろに下がって手を解こうとしたが淳太さんは私の肩をグッと押して壁に追いやった。
逃げれない
淳太さんの肩を叩こうとしたら両手を掴まれた。
左手に両手が掴まれ右手は私の寝巻きの中に入ってくる。
「抱いてたって証拠はなんや」
「、うらぎり、もの」
「だから証拠はなんや」
「くちべに…赤の」
「俺の口についてるか？」
「っ、め、るもなくて。
いまも、こ、うすいの」
話してるうちも右手だけスルッと上へと上がり胸に触れそうになる。
目からして怒ってるのはわかってる
何もしてないのに
私が悪いの？
「、きらい…その、香り嫌い」
「……俺も嫌い」
そう言うと淳太さんは私にキスをした。
息もできない、いつにも増して彼の思うままのキスだ。
苦しい、苦しい
空気を求めようとしたらそれが出来ないように唇を噛まれる。
痛い、苦しい、嫌い
「、あの、女の人
かわいい、もん、ね」
「Aもう黙れ」
「…はなれて」
小さな声が部屋に響く
淳太さんは手を離してくれた。
ズルッと背中を壁に着け座り込む。
涙も溢れてこない
ここに居たらどうなるか分からない。
私は立ち上がり部屋を出ようとした
「、どこ行く」
「淳太さんには関係ないでしょ？」
私は部屋を出た
ちゃんと言わんかった俺が悪い。
メールも出来へんかったし
無理矢理誘われたし
…何してんねん俺
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ハル春(プロフ) - みのりぃさん» コメントありがとうございます！凄く長く続いた作品だったので私自身寂しい気持ちもあります。この作品を好きでいて下ってありがとうございます。 (2020年3月15日 13時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みよこさん» コメントありがとうございます！とうとう完結してしまいました。我ながら寂しい気持ちもあります。これからも他グループかもしれませんが作品を書こうと思ってますので頑張っていきますね！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みのりぃ(プロフ) - 完結しちゃいましたね…。好きな小説が完結…また読み直します^^ お疲れ様でした (2020年3月15日 11時) (レス) id: 41f152ed59 (このIDを非表示/違反報告)
みよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。完結ですね。その後もみたかったです。さみしいです。これからも、ハル春さんの作品楽しみにしてますね！頑張ってくださいね (2020年3月15日 9時) (レス) id: c11d361e82 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ももちゃさん» ありがとうございます！更新が最近途絶えてしまいすみません。少しずつですが更新しようと思いますのでよろしくお願いします！ (2020年2月23日 18時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年12月25日 1時
