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家に着くと神山さんは先に上がっててええよと言って駐車場で解散となった。
帰る時後ろを振り向くと電話をしていた
…宇津山さんかもな
私はそのまま部屋に戻る
…夜ご飯作ろうと
残り物で適当に作る
静かな部屋に台所の音だけが響く
月曜の仕事は会議は無いと思うからラフな格好で行こうかな
神山さんと宇津山さんかぁ
…似合いそう
想像してもパチパチと拍手の音がする
そう考えると私…あの人とキスしてるよね
バレたらヤバいやつだ
気をつけよう
「何したA」
「…いや」
朝会社に行くと机の上に白紙の紙が置かれてた
なんだよ
裏を見ると小さく言葉が書かれてた
…この前の人たちかな
その紙を見えないようにファイルに入れる
ゴミに入れるとバレるかもな
大人になってこんなことになるとは思わなかったな。
パソコンの電源を入れてため息をつくと内線が入った。
私の机だな
「はい、人事部の薙折です」
「あ、貴方ね
薙折さんって」
可愛らしい声
甘い声だなぁ
「……はい」
「私、社長秘書の宇津山です。
ちょっと頼みたいお仕事があるので秘書課に来てくれませんかぁ？」
「分かりました。」
じゃあねと言ってきられた電話
行ってくるか
社員証を首に下げ秘書課に向かう。
…今日の服装中は白のニットなんだけどな
そして紺色のスーツのジャケットを羽織っているだけ
パンツスーツだからパッと見男性が着てそう
なんで今日なのよ
秘書課の扉を開けると人目見ただけであの人だと分かった。
「あの、宇津山さんでしょうか」
「あー、薙折さんだ、
ちょっと仕事をさ頼みたくて」
そして1枚の紙を渡される
見ると人事異動の紙
ペラっとめくると
「…え」
「なぁに？」
「いえ。
分かりました」
その場を離れよう
紙を持って人事部に着くとパソコンにメールが来てた
近づかないで彼に。
だから
私を営業部に回して？
お願い
分かってたのか
パソコンのメール通知を消して紙を見る
人事異動願
宇津山
営業部
これを上に上げろということか
しかも私に言う？
…どうすればいいのか
「A、どうしたん？」
「…藤井さん
もしも今日神山さんにお会いしましたら私は一時仕事で会えないと言っててくれませんか？
お願いします」
それを聞いた藤井さんは驚いていたが「分かった」と言ってくれた。
どうにかしないと私。
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なす(プロフ) - ハル春さん» こちらこそ忙しい中ありがとうございます！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！全部ですか！？嬉しいです、ありがとうございます！更新頑張っていきますね (2019年11月5日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - ハル春さんの小説全部読んでますどれも大好きです！更新頑張ってください！ (2019年11月5日 13時) (レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年10月7日 0時
