笑い柱、実は感情がないらしい 3 【鬼滅の刃】

草はえる95 ページ9

とある町にとある少女が居ました
少女は表情豊かでした。

家族も優しく、凄い人でもありました
ですが、その素晴らしい人生は永くは続きませんでした

親は殺され、兄は鬼となりました
これは全て少女が犯した事なのです。
ですが、これは正しく言うとある鬼が犯した事なのです。

少女は鬼に操られてた。
勿論少女は気付いていた

ですが今はどうでしょう
手には包丁
親の死体
家中は赤く

10歳の少女にはどう見えるのか
どう感じるのか
操った鬼への殺意だろうか？
親を殺してしまった罪悪感だろうか？
悲しみ、怒り、後悔、罪悪感

少女は何も感じなかった
親を殺してしまったショックで感情が無くなってしまったらしい

ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ←足音

ｶﾞﾊﾞｯ

「大丈夫ですか！？」

『……』

「え？あ、大丈夫？あの死体は親かい？」

『……』ｺｸｯ

「そうか……私は鬼狩りの雨井由美恵っていう。私に着いておいで」

『……』

雨井由美恵と名乗る彼女は分かっていた
少女が親を殺した事、 でも鬼に操られてるのも分かった
感情が無くなっている事も

『鬼狩り……って…なん………ですか』

「鬼狩りって言うのはね〜皆を悪い鬼から命を懸けて守る仕事だよ〜」

『命を……懸けて』

「そーそーお嬢ちゃんそういや名前は？」

『白沢A』

「Aか〜いいな〜私そんな可愛い名前じゃないもんな〜」

とか雑談しながら帰りました







続く！|дﾟ)ﾁﾗｯ

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