笑い柱、実は感情がないらしい 3 【鬼滅の刃】

草はえる98 ページ12

ｻﾞｼｭｯ

『ん？何の音？』

その日の夜、
1人の鬼狩りが少女達の元へ来た

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

『！？』

少女の目の前には、
鬼狩りと頚を斬られた由美恵の姿だった
何故由美恵は頚を斬られていたのか
それは簡単

由美恵は鬼だから
だが由美恵は人を食べない
ワカメの呪いも効かなかった
それ所か普通の人間の用に暮らしていた

だが、善悪の鬼の区別もつかない鬼狩りは
なにも考えずに頚を斬った
全く哀れな事だ

その鬼狩りはさっさと帰って行った

『あ……先生？』

「大丈夫よ……心配ない…」

『でも……頚斬られてるし…』

「この狐のお面をあげる」

『先生………』

「絶対に忘れないで私の……未来と貴方の宝物だから…」

『……』

「それともう１つ
私は鬼だ、だけど人を喰わない……分かるか？」

『……』ｺｸｯ

「私の用に人を喰わない鬼もいれば喰う鬼もいる。
だけど鬼も人も、君も世界中の皆が一つは何かを無くしてる。 君は感情だろ?でも必ず取り戻せる……いや、取り 戻せ!私は信じてるから……」

『……分かった先生…必ずしも取り戻す。そしてもう何も失わない、無くさない……だから先生も生きよう』

「いや！もう私頚斬られてるから無理よ！？ごめんね」

『今までありがとう！』

「どういたしまして！」

『「またいつか」』



鬼は塵となった

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