検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,524 hit

最悪! ページ2

『あ、ユキ姉。』

 朝のテレビに出て来たユキ姉を指すと、母さんが真っ先に反応した。



『いよいよ明日、私達のアルバムが発売されます!』

『いや〜、この前のライブも最高だったよね!』

『そうそう、ユキがこけた時にはどうしようかと思ったよ。ね〜、ふうちゃん。』

『わぁ〜!そ、その話は…!』

『ふふ、そうね。私も固まっちゃった。』

『ふうちゃんまでぇ…。』


 短い朝のテレビ枠のはずが、いつものじゃれあいのせいで後10分。

『効率が悪いな…。』

 思わず呟くと、母さんは笑ってテレビに映るユキ姉を見つめる。

「朝から元気を貰えるんだから、効率が悪くってもいいじゃない。」

 母さんはそう言うが、俺にはあまり関係ない。

 …だって、いちようあの3人。幼馴染でもあるんだから。

 …懐かしいとは思うが、戻りたいとは思わない。

 …あの4人は面倒だから。すぐキレるは泣くは…。
関わりたくない。

 お茶を飲み干し、歯を磨いて荷物を持つ。

「行ってらっしゃい。気をつけてね。」

『行ってきます。』

 外に出て、のんびりと歩く。

 空はすっかり夏模様。昨日までの大雨が嘘の様だ。

ビシャ

 …まぁ、水溜りが無いとは言ってない。

 さっきの、ビシャ、は、車がスピードを出して水溜りの上を通って、水が跳ねて俺にかかった音だ。

 頭から爪先まで、びしょ濡れになった。

 …最悪…。7月だから、直ぐに乾くと思うけど…、流石にこのまま学校に行くのは…。

「おい、大丈夫か?」

アイドル→←つくるもの


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.5/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:アイドル , ボカロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ランタ | 作成日時:2020年11月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。