38話 ページ39
__翌日
いったん早まってしまった心臓は、元に戻っても本人を目の前にするとまた早まってしまうようだった
そのせいで…
『うう、心臓がｯ…』
シルク｢おい大丈夫かよ、これから遊びに行くのに｣
『全然大丈夫なんだけどさ…』
マサイ｢休みたいんだったら俺も一緒にいるけど？｣
ンダホ｢我慢出来なくなったら言えよ〜？｣
みんなを心配させてしまう始末に。
っていうか…マサイのその優しい言葉が原因なのにィ…
『わかってくれよぉお…』
シルク｢何をだよ｣
…ぐすん
心が泣いてます。マサイくんが私のこといじめるから
…いや違うけど
マサイ｢？？？｣
本人は昨日のことなんかなかったみたいにしれっとしてるし…なんなの…
ンダホ｢んー、具合良くなったら言って。俺とりあえずシルクと先に行って色々考えてくる｣
シルク｢おー。じゃあマサイ頼んだわ｣
ちょ、え、ちょっ…
ンダホ｢じゃねー｣
ﾊﾞﾝｯ
…嘘じゃん
『っ…』
マサイ｢あのさあ｣
『はいっ！？』
び、びっくりした
いきなり話しかけられたもんだから…
マサイ｢そんなに挙動不審にされるとさすが傷つくんだけど？｣
『う…ごめん』
マサイ｢そんなに嫌だった？｣
『いや！違う！それは、嬉しかった、よ…ほんとに。』
マサイ｢…じゃあなんで｣
『だって…気になるんだもん、私なんかのどこが良かったのかって。っていうか、どこに好きになる要素があったのかなって』
マサイ｢おい｣
『な、なに』
あれ、なんで怒ってるの
私変な事言った…！？
マサイ｢自分のこと“なんか”って馬鹿にすんなよ。仮にも俺の好きな人なんだから｣
ひいい…
どうしちゃったのマサイくん、そんな甘いセリフ堂々と吐けるなんて
マサイ｢やっぱ今のなし。だいぶ恥ずかしいヤツだった｣
マサイは｢あー、｣と両手で顔を隠す
いや、そんな反応されちゃったら
『……好き』
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＊緑茶＊(プロフ) - 美留玖さん» コメントありがとうございます！かっこよく書けてるか心配だったのでそう言って頂けると嬉しいです(笑) (2018年3月1日 0時) (
レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
美留玖 - あぁ〜･･･。マサイが///カッコいい///続きすごく気になります!!更新頑張って下さい!!応援してます♪ (2018年2月24日 0時) (レス) id: 2cb8ac12c6 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - 凜ネコみゃあおさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月11日 12時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
凜ネコみゃあお(プロフ) - 頑張ってくださいね (2018年2月11日 11時) (レス) id: 1fb76055e1 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - ななさん» 楽しんでいただけて嬉しいです、頑張ります！ (2018年1月24日 6時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊緑茶＊ | 作者ホームページ：
作成日時：2016年6月24日 21時
