34話 ページ35
マサイside
本日２回目の脱衣所。
てか、さっき暖簾の目の前に混浴って書かれてた
この時間は混浴なのか…女の人とかいたら困るな……
やっぱついてない。
マサイ｢…ふぅ。｣
ｶﾞﾗﾗｯ
戸を開けると、モワッと湯気が俺の周りを覆った
？｢……｣
わ、やっぱ誰かいるな…
シルエット的にあれ女の人だよな、できるだけ気づかれないように端っこに行こう
『… 私なんか………』
随分と悩んでるなあの人…
…ん？
この声は…
マサイ｢…スイマ？｣
『ぇ…ま、マサイ…！？』
ああ、やっぱりスイマだ。
『な、んでマサイが…？』
マサイ｢さっきコーラ零しちゃってさ、思いっきり浴びちゃったんだよね｣
『あ、そ、そうなんだ、…えっと、』
マサイ｢なに、そんなに焦ってw｣
スイマの方に近づくと、
『こっ、来ないで！！』
マサイ｢っえ？｣
スイマの声でピタッと止まる俺の体
来ないでって言うのは…恥ずかしいから？
それとも、俺のことが嫌いだから…？
マサイ｢悪い…でも、そんなに強く言わなくても…｣
『あ…ごめん…でも、ほんとに、ほんとにこっちには近づかないで』
マサイ｢…なんで？｣
『っそれは…』
マサイ｢俺が何かしたなら謝るよ。さっき腕引いたの…そんなに嫌だった？｣
『違くて…』
マサイ｢じゃあ何だよ、なんでそんなに拒まれなきゃいけないんだよ！！！｣
曖昧な感じで答えるスイマにイライラして、つい大声を出してしまった
こんなんじゃもっと嫌われる
『…ごめん、ほんとに…マサイが悪いんじゃなくて…ｯ…』
マサイ｢…とりあえず、お湯につかるわ、寒いし｣
できるだけスイマから離れた位置に入る
『…あのさ、…』
少し間が空いてからスイマが口を開いた
マサイ｢…うん。｣
『…この話聞いてさ、嫌になったら…俺、それなりの覚悟できてるから…』
さっきから彼は何の話をしているんだろう
なかなか話が進まず、モヤモヤしけど
スイマの次の言葉を待つことにした。
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＊緑茶＊(プロフ) - 美留玖さん» コメントありがとうございます！かっこよく書けてるか心配だったのでそう言って頂けると嬉しいです(笑) (2018年3月1日 0時) (
レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
美留玖 - あぁ〜･･･。マサイが///カッコいい///続きすごく気になります!!更新頑張って下さい!!応援してます♪ (2018年2月24日 0時) (レス) id: 2cb8ac12c6 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - 凜ネコみゃあおさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月11日 12時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
凜ネコみゃあお(プロフ) - 頑張ってくださいね (2018年2月11日 11時) (レス) id: 1fb76055e1 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - ななさん» 楽しんでいただけて嬉しいです、頑張ります！ (2018年1月24日 6時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊緑茶＊ | 作者ホームページ：
作成日時：2016年6月24日 21時
