ひゃくきゅうじゅうきゅう！！ ページ3
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翌日の屋上にて。
私たちはお兄ちゃんからほんとうのことを聞いた。
「相良さんが……?!」
三橋「お前が思うほどイイヤツってわけじゃねぇんだよ。良かったな、よくやく分かったわけだ」
「……、」
なにも言い返せない。
三橋さんの言うとおりだ。
でも、相良さんのことを信じたい。
何かの間違いだって。
……けど、こうしてお兄ちゃんも片桐さんも
大怪我負わされてる。
伊藤「アイツだけは許さねぇよ……」
三橋「おいおいやめとけって。お前まで開久のいざこざに巻き込まれる必要ねぇだろ」
赤坂「そうよ伊藤ちゃん」
伊藤「……三橋。お前には迷惑かけねぇよ」
屋上の扉に向かおうと歩き出した兄の腕を掴む。
お兄ちゃんは少しビックリした顔で振り返った。
「お兄ちゃん、やだ。行かないで。
それ以上怪我しちゃやだよ」
伊藤「A……」
「お願い。怪我しちゃうのはやだ」
お兄ちゃんは薄く笑みを浮かべて、
私の頭を優しく撫でる。
小さいときから、
私を慰めてくれるときに決まってやる仕草だった。
伊藤「……ありがと、A。
でも俺は行かなくちゃ」
「……なんで?」
伊藤「悪いやつらをけちゃけちゃにしてやらないと」
「……じゃぁ私もっ」
伊藤「Aはだめ。ここに残ってて」
三橋「伊藤…」
三橋さんが真剣な表情でお兄ちゃんを
呼んだかと思うと、
茶目っ気たっぷりの笑顔を浮かべて
親指を自分の背後に向けた。
三橋「がんばれっ♪」
「……え」
伊藤「?!」
なんとその先には、
長蛇の列を作ってこちらに歩いてくる
灰色の学ラン集団。
参勤交代でもするのかと聞きたくなる量だ。
「あれって……軟高に来てます、よね」
赤坂「そんな……」
伊藤「くそっ」
「お兄ちゃんっ!!まって!!」
怪我が治ったばかりなのに
お兄ちゃんはダッシュで屋上を飛び出していく。
私もそのあとを追った。
頭の中ではまだ、あの人がこんなことを
するわけがないと望む自分がいた。
.
.
終わっちゃいましたね。
号泣しました。
もうみんな良かった。
boxは買うことにしました。
応募はちょっとややこしくて。
ゾッコンシリーズも10話まで続きます。
丁寧に書いていきます。
無理だと思いますが皆様の今日俺ロスが
少しでも軽減できれば幸いです。
今回はあまり語りません。
ゾッコンが終わってからにします(笑)
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nasiremon - 伊藤兄がかっこよすぎる！ 涙腺妨害ですよ…同感できるところが多い…うぅぅぅ… (2020年5月13日 1時) (
レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - 牡丹杏。さん» ぜひぜひ続きも見てください(*´∇｀*) (2018年12月27日 15時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹杏。(プロフ) - えーここまでで涙ボロボロなのに、続編見たらどうなるの。私の涙腺w 楽しみにしてまーす (2018年12月27日 15時) (レス) id: 48235b53b0 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもキュンキュンしてもらえるようらがんばります！！ (2018年12月26日 14時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
ライアー - 続編すっごく楽しみにしてます。頑張ってください！応援してます！！！ (2018年12月26日 13時) (レス) id: ca359b9f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神室紫雨
| 作成日時：2018年12月16日 17時
