伊藤の妹たちの番外編 part3【今日から俺は！！】

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電車に揺られること10分。


ついた場所は都会と近い駅だった。




お昼近くだからか人が多く
家族連れだったりカップルだったり。





「おっきい……!」

赤坂「じゃぁ男女別々で買い物しよっか」

三橋「は?!」

早川「それは賛成っすね。女子同士男子同士のほうが気兼ねなく買い物できそうだし」

伊藤「そんな……」

「……決まりですね」





お兄ちゃんと三橋さんは納得してない
みたいだったけど、

多数決により私は京子さんと理子さんと
ショッピングセンターを回ることに。



12時にフードコートに集まるまで、自由時間だ。






早川「さてと。何から回ります?!」

赤坂「燃えてるわね京ちゃん……」

早川「今の時期は戦争っすからね。
気になった店はドンドン入っていきましょう!!」

「あ、じゃぁあそこ行きません?」

早川「いいね、A好きそう」

赤坂「じゃぁ行こっか」





人混みを避けながら、私のリクエストで
カジュアルなレディースのお店に入る。


なかなか規模がでかくて広々としていた。




すぐさま店員さんが飛んで来る。





店員「いらっしゃいませぇ本日全品70%オフとなってますぅ」

「あ、どうも」

赤坂「すごいわね」

早川「だから戦争なんですよ」





フフン、と得意気に微笑んだ京子さんは
ふらふらーっと店内を歩いていく。


もしかしたらこの中で一番お洒落に詳しいのかも。

……意外。





赤坂「Aちゃんは普段どんなの着てるの?」

「部屋着はパーカーとかスウェットとか……。
外に行くときはスカートが多いですかね」

赤坂「そうなんだ。あ、これとかどう?」

「……すごいデザインですね」

赤坂「可愛くない?ほら、今年、猪年だし!」






そう言って見せてくれたのは
おしりに大きな猪がプリントされた台形スカート。


椅子に座るたびに顔を踏むの、なんかやだな。





「それは恐らく今の時期しか履きませんよ……」

赤坂「えーそうかな。買いたいなぁ」

「理子さん?」

赤坂「しかもすごい安い!買っちゃお〜」

「理子さんストップ!!」









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京子→可愛い系に憧れるけど派手なやつを着る
理子→センス皆無
妹→人並みのセンス

という設定です笑笑

みんなスタイル良いから何着ても似合います、



女の子たちでショッピングさせたかった……!!

、3→←#来年も、よろしくね。

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