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*I-side
教室に入ろうとした瞬間、
教室から飛び出してきた三橋と
思いきり顔をぶつけあった。
伊藤「っいてぇ!! 何しやがる三橋!!」
三橋「うるせぇ退けウニ頭!!」
伊藤「なんかあったのかよ」
三橋「……Aが拉致られた」
伊藤「は?!」
見せられた紙にはたしかに
『伊藤Aは預かった』の文字が。
でもこの文字どっかで……
いや、そんなこと考えてる場合じゃない。
伊藤「手がかりは?!」
三橋「無ぇけど捜すしかねぇだろ!」
伊藤「くそ……っ」
赤坂「三ちゃん、伊藤ちゃん、どうしたの?」
俺たちの声を聞き付けた理子ちゃんが
心配そうな面持ちで声をかけてくれた。
三橋の持ってた紙を見せると
顔を青くする。
赤坂「大変……! 私、先生に言ってくる!!」
伊藤「ありがとう、理子ちゃん!!」
三橋「……くそ、なんだってこんなもんが俺の机の中に入ってんだよ!!」
赤坂「机の中に入ってたの?」
伊藤「三橋の机を知ってるってことは……この学校の奴か?」
三橋「余裕で侵入してるし、その可能性が高いだろ。
……見つけたらぶっ殺す」
赤坂「……今井くんたちにも聞きに行ってくる」
三橋「……悔しいが、今回ばかりは人が必要だからな」
苛立ちMAXらしい三橋。
壁に思いきり拳をぶつけて、大きく舌打ちした。
伊藤「ん……?」
赤坂「どうしたの、伊藤ちゃん」
俺はふと、紙の下のほうにある小さな文字を見つけた。
伊藤「“317”ってなんだろ……」
赤坂「暗号……?」
まるでデジタル時計の字みたいな書き方。
妙に引っ掛かる。
三橋「んなもんいちいち考えても無駄だろ。
早く探しにいくぞ」
伊藤「お、おう」
赤坂「それじゃぁ私は行ってくるね」
伊藤「うん。気を付けて」
赤坂「伊藤ちゃんたちも」
俺は紙を畳んでポケットにいれて、
既に走り始めた三橋のあとを追った。
いったいどこから探せばいいか分からない。
でも、絶対なにかあるはずだ。
三橋「くそ、朝早くから他人拉致るとか頭狂ってるだろ!」
伊藤「三橋、どこから探す?!」
三橋「……とりあえず開久行くぞ。
アイツらならなんかしら関わってるはずだ」
伊藤「……そうだな」
俺たちは大急ぎで開久の方へ走り出した。
.
皆様に暗号のヒント。
317を直線で書き、逆さまにしてみてください。
ある英語が浮かびます(*´ー｀*)
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めーぷる(プロフ) - 紫雨さん» 了解しました！ありがとうございます!! (2019年1月3日 21時) (
レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - めーぷるさん» リクエストありがとうございます！ただ、申し訳ないのですがこのpart3は恐らく今もらってるリクエストでpart4へ移行すると思います！本当に本当に面倒で申し訳ないのですが、移行した際にもう一度リクエストしてもらってもいいですか？申し訳ないです(*_*; (2019年1月3日 21時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
めーぷる(プロフ) - すみません、リクエストです…！色々あって心がボロボロな妹ちゃんを三橋くんが死ぬ気で助けるって話お願いしてもいいですかっ (2019年1月3日 19時) (レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - jr00rtk417hさん» なにか名案があれば教えてください！(笑) ありがとうございます！がんばります(≧∇≦)/ (2019年1月3日 18時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
jr00rtk417h(プロフ) - 確かに…(o_o)そこが問題ですね笑笑いつも楽しみにしてるのでこれからも頑張ってください！ (2019年1月3日 16時) (レス) id: 279b567dfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神室紫雨
| 作成日時：2018年12月6日 22時
