もしも君が彼氏なら。,1 ページ1
もしもシリーズです。
本編でなかなか三橋さんといちゃつけないし他の人といちゃたかせたい作者の妄想発散していく話。
.
▽今井勝俊さんの場合
.
俺の毎朝は必ず登校の道を遠回りするとこから始まる。
今井「Aさん!」
「今井さん……!」
今井「おはようございます!」
「朝から元気ですね」
今井「Aさんに会えましたから!!」
元気よくお答えすれば「大きな声で言わないでください」と頬を赤らめる。
可愛い……なんて可愛らしいんだ……!!
俺とAさんは付き合って一週間。
猛アタックが実を結んだのだ。
男、今井。
諦めなきゃァ夢を叶えるってやつさ……。
「あ、そうだ。はい」
今井「こ、これは……!!」
「お弁当です。美味しいか分からないけど」
今井「俺が昨日、弁当食べてみたいって言ってたの覚えてたんですか?!」
「だってあんな目を輝かせて言われたら、作りたくなるでしょ」
ピンクのドット柄のナプキンに包まれた弁当。
いつも俺が持ってるやつよりいくらか
小さいものの、重さが全然違う。
……大切にしよう。
「あの、食べてくださいね?」
今井「な、心読んだんですか?!」
「口に出てましたよ」
ふふ、とくすぐったそうに微笑む。
はふぁ……可愛い……。
今井「大好きですAさん」
「え?!」
今井「すっげぇ大事にします」
「……そんな急に、言われても」
今井「すいません。伝えたいことは、伝えたくて」
こんな俺に、顔を赤らめて、照れてくれる。
それが愛しくて仕方ない。
出来ることなら紅高に連れていきたいくらいだ。
この人と歩いていると、朝の時間が一瞬で過ぎてしまう。
Aさんは恥ずかしそうに俯くと、
恐る恐る俺の方を見上げた。
「……私も、大好き。……勝俊のこと」
今井「………」
「……? 勝俊??」
今井「Aさん」
「はい」
今井「………それは反則です」
まだまだこの人には勝てそうにない。
不思議そうに首を傾げる彼女と手を繋ぎながら、
明日も明後日も、一緒に登校する。
………出来るだけ、ゆっくりと。
長く居られるように。
.
初々しい彼女×初々しい彼氏
.
以上、今井さんでした。
全員1話で終わらせていきたいです。
区切りよく終わらせるのが、私の使命……!!←
ところで今井さんにノーツッコミの主人公ちゃんて不気味((
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 471人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mia - 三橋と妹ちゃんのキスシーンの絵が欲しいです！ (2019年1月26日 16時) (
レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - manaさん» ありがとうございます((T_T))でも神じゃないですよ！修行中の身であります(*´-`) (2018年12月10日 22時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
mana - 神かよ…絵上手すぎじゃないですか！？ (2018年12月9日 14時) (レス) id: 9204f626b9 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - 更紗さん» 了解です！リクエストありがとうございます(*´∀｀)続編で書かせていただきます！！ (2018年12月6日 15時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - なーなーさん» ありがとうございます(*´∀｀)こじらせた愛な感じが私も好きなんですよね笑笑あまり書かない雰囲気なので楽しかったです(#^^#) (2018年12月6日 15時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神室紫雨
| 作成日時：2018年11月20日 21時
