さんじゅうはち！！ ページ38
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お兄ちゃんと髭おじさんの試合が始まる。
……髭おじさんは今名付けたけど。
だってどう見てもおじさんじゃん。
よくよく考えてみたら年齢制限
つけるべきだったでしょ。
18才以上30才未満とかさ。
……あ、これだと私達誰も出れないのか。
伊藤「うらぁっ!」
髭「くっ…!」
お兄ちゃんはどんどん相手を攻めていく。
髭おじさんも反撃してはいるものの、
お兄ちゃんのほうがスピードが全然違う。
これはいける…!
「お兄ちゃん頑張れーっ!!」
私の声援に答えるように、お兄ちゃんが
大きく一歩踏み出して思いきり相手を殴った。
ドタドタと暴れるように転がるものの、
背中は付いてないからまだ続いている。
髭「くっそぉ…!」
ムキになった髭おじさんは立ち上がると同時に
蹴りを入れ、ふらつくお兄ちゃんだけど、
すぐさま体制を整えて対抗した。
「どうしよ、お兄ちゃんがかっこいい」
三橋「それはポルターガイスト現象って言うんだよ少年」
「少年じゃないんですけど」
赤坂「そもそもポルターガイスト現象じなないわよ」
その時、線の縁ギリギリに飛ばされた
髭おじさんにおハゲが何か囁いてる。
……おハゲも今名付けた。
だって敵の師範って長いんだもん。
日本人は略すの好きだし、仕方ない。
パーパパパさんが何か注意してたから
本来はルール違反なのかもしれないけど、
おハゲはなぜか堂々としていてむしろ
偉そうに威張ってる。
髭「うらぁうらあ!!」
伊藤「っ!」
「……なんか髭おじさんの動き、変わってません?」
赤坂「きっと相手の師範が何か吹き込んだのよ……え、髭おじさん??」
「ナイスネーミングですよね!
だってどう見ても髭おじさん!!」
三橋「髭おじちゃんに聞こえちゃってるからその辺にしてあげて」
「オッサンって呼ばないだけ感謝しろってんですよ」
三橋「Aちゃーんほらもう睨んできてんじゃん髭オッサン」
「なんですかそれリズム良いですね」
三橋「だろ」
伊藤「赤坂さん頼むから三橋黙らせて!!」
三橋「なんで俺だけ?!」
一瞬私達に気をとられたせいでお兄ちゃんの
お腹に腹パンが決まってしまう。
そして、直後、髭オジの蹴りがお兄ちゃんの
首に直撃した。
──さっき今井さんを気絶させた技。
思い出しただけでゾッとした。
お兄ちゃんは膝を地面についてピクリとも動かない。
「……お兄ちゃん?」
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紫雨(プロフ) - きよか。さん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)part6までと長いですがぜひぜひお時間あるときに続きも読んでみてください！コメントありがとうございました！ (2018年12月27日 15時) (
レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 最高すぎます…。ドキドキしすぎて呼吸困難です…。三橋かっこよすぎます(><)本当に最高です…。ありがとうございます…。 (2018年12月27日 13時) (レス) id: 73661a568b (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - 黒玄さん» ありがとうございますぅぅぅ(´；ω；｀)！！！ (2018年12月1日 21時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
黒玄(プロフ) - 紫雨さん» いえいえ、知らない人が多いのもしょうがないと思います。私も全て覚えてるわけじゃありませんし…少し気になったまでですので。これからも更新、自分のペースで頑張って下さい♪( ´▽｀) (2018年12月1日 20時) (レス) id: 59a986cd95 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - 黒玄さん» いたんですか？！？！完全に私パクリみたいになってますよね？！？！？！完全なるやらかしです……すいません、ドラマしか見てないのでそんなつもりはありませんでした！！ (2018年12月1日 20時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神室紫雨
| 作成日時：2018年10月31日 20時
