15話 ページ19
いつもの場所で、敦くんを待つ。
先生に入部届けを渡すだけだし、多分問題なく事は進むと思う。
持っていたボールを上に高くあげる。
"トス"と、排球の本には書いてあったから、私のやっているものはトスなのだろう。
そして敦くんにやらせたのは、スパイク。アタック。
基本的なルールと基礎的な能力は身についたみたいでよかったなぁと思う。
まぁ、どちらかというと、覚えの悪い人間じゃなくて、そんで、ものすごく素直な子で安心した。
言うことの聞けない人間は、任務の進みが遅くなるし！自分の負担が増える！だから面倒だし、厭だ。
『…人虎…………優秀だな………是非部下にほしいところだ……………あっ、』
おっとっと、声に出しちゃダメなんだった。
トスを続けながら、私も入部するためにどうするか頭を回していた。
………が。
私の脳じゃこれ以上どうしたらいいか全く分からない！！！困ったな、
これは青鯖野郎か名探偵さんに頼むか…………
敦「Aさん！」
『おわっっ！？！？はいいい！！！』
敦「あっ、ごめん！！驚かせちゃって………」
『だいじょーぶ！それよりどうした……
…………………の？』
アレーナンカ、シラナイヒト ガ イルナァ
『えっと……………』
敦「あっ、怪しい人とかでは無くて！なんか、入部届けを出した時に話をかけられて…」
？「すまんな、いきなり押しかけて。
俺は男子バレー部3年の岩泉ーだ。」
いわいずみ、はじめ。
…………!!!
資料で見た！！！！
今気付いた、考えすぎて思考ぶっ飛んでたわ、そろそろちゃんと寝ないとヤバいな。
『あっ、はじめまして、私は中原Aと言います。それで、男子バレー部さんが私にどのようなご用件で…………？』
岩「中島と、あと、金田一から色々聞いた。」
『？』
大体解った、うん。分からないふりをするが。
君たちの口から聞かせてほしい。
なんて、考える。
岩「もし、お前がやりたいと思うなら、男子バレー部のマネージャーになってくれないか？」
はぁあぁああああい！！！！！！！！！！！！
来ました！！！！！！！！
私の！！！！わたしの努力の成果がァ！！！！！
はぁあぁああああ！！！！葡萄酒！！！葡萄酒開けてぇ！！！！！！！！！
心の中が暴れ出す。
ニヤつきそうになる心を抑えて、表情を作る。
「けれど、私は、」
こういう時は、一旦悩むふりをした方が良い。
相手に引き止めてもらうためにも。
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ダーカー - 1か2がみたいです！お願いしますm(_ _)mm(_ _)m (2021年11月4日 23時) (
レス) @page28 id: 80264e36de (このIDを非表示/違反報告)
ﾘｰｻﾝ - 個人的には2番目が見たいです！更新頑張ってください！ (2021年10月17日 13時) (レス) @page28 id: 2ccc567f0f (このIDを非表示/違反報告)
ノンレム - 個人的に1か2がみたいです！応援してます！ (2021年10月13日 21時) (レス) id: 3af77494df (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - ３番が見たいです!!更新頑張ってください!(≧▽≦) (2021年9月29日 21時) (レス) id: 265680ab33 (このIDを非表示/違反報告)
天歩(プロフ) - 個人的に3番が読みたいです！頑張ってください！ (2021年9月28日 16時) (レス) @page28 id: 89d9d234ac (このIDを非表示/違反報告)
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