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「おはよ、Aちゃん」
「おはようございます」
『ふたりともおはよう』
そんな深きょんたちの後から来たのは颯太くんとミユキちゃんで、
ぴったり寄り添った肩とか、颯太くんが肩からかけてるピンク色のボストンバッグとか、
また勝手にしんどくなりそうだったけど、
『湧ちゃん、』
「ん？」
『んー、ん。なんでもない、呼んだだけ』
「なんだよそれ(笑)」
きゅっと握り締められた湧ちゃんの拳に気付いてしまったから、
目尻を下げて見つめた先が、颯太くんのシャツを掴んでるミユキちゃんの小さな手だったから、
恋とか愛とか、やっぱり難しいね。
みんな幸せだったらいいのに。人間ってやっぱり難しい。
「…A、俺がんばるから、色々と。」
『うん、』
「もしかしたら、お前のこと泣かせるかもしんないけど、…そうなった時は許してな」
そう言った湧ちゃんが何を考えているかは、やっぱりわかんなくて。
それでも何かを決めたような、強い眼差しに、何も言えないまま小さく頷く。
この夏をきっかけに、いつもの景色が何かが大きく変わってしまうかもしれない、なんて。
そんな予感がした。
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kagayakushinee0(プロフ) - アオさん» 公開ありがとうございます！！これで仕事頑張れます！！！！ (2020年11月27日 8時) (
レス) id: b530fdb8e6 (このIDを非表示/違反報告)
tapiocaぱん(プロフ) - ありがとうございます！！ (2020年11月27日 7時) (レス) id: 8e18e177d7 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - 宮さん» 生きる糧だなんて！！ありがとうございます(;_;)完結まで無事に見届けていただけると幸いです！ (2020年11月27日 6時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - かれんさん» ありがとうございます。続編、無事に公開致しました。そちらも応援のほど、よろしくお願い致します！ (2020年11月27日 6時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - ゆじょんさん» ありがとうございます！！続編公開致しましたのでぜひお楽しみいただけたら幸いです(^^) (2020年11月27日 6時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作成日時：2020年11月21日 20時
