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#35 ページ35
か「どういうことか説明してくんない？」
かおりさんは私の手をはなさずにそのまま掴んでいた
か「廉くんと付き合ってるふりして、優太くんも狙ってて、あんたさ調子のりすぎなよっ！
私は、私は、ずっと廉くんが好きだった！
なのに廉くんも優太くんも取って、、、」
かおりさんは今にも泣きそうな顔をしている
か「あんたなんてっ、いなくなればいい！」
かおりさんが拳を振り上げて殴ろうとする
あぶない、と思うけれど腕を掴まれてるから動けない
私は思わず目をつむった
でも一向に殴られる気配はない
おそるおそる目を開けると泣いているかおりさんと廉がいた
廉「、、なあ、お前なにしとるん」
か「いやっ？な、なんでもないっ！」
廉「確かに俺とAは付き合っとるふりしとったし、Aが優太のこと好きなことくらいわかっとったわ
でも、それで殴って解決するんはよくないんちゃう？
Aを二度と傷つけんな。」
かおりさんは泣きながら戻っていった
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作者名：きゃらめる | 作成日時：2019年5月19日 22時
