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日常 夏樹side ページ3

太陽が若葉を照らし蒸し暑い風邪が教室を飽和する。
クラスメイトは制服を気崩し、机に散らかした教科書も忘れ雑談に花を咲かせていた。
そんな中私は窓の先に見える何時もの神社を眺めて居ると、隣の席の関口君が私の肩を二度軽く叩いた。
「雨宮さん、今日の数学の課題見せてくれないかな?」
私は机の中を漁り、1冊のノートを差し出した。
差し出されたノートを受け取り軽く頭を下げた後、幾つか言葉を交わし雑談に花を咲かせた。
「そう言えば何時も御狐神社を見てるけど何か思い入れでもあるの?」
予想しなかった質問に動揺した私は、手元に視線を落とし躊躇しつつ再度口を開いた。
「…思い入れとは少し違うんだけど、あの神社を見ると凄く懐かしく感じるの。」
膝の上で軽く手を遊ばせながら視線のみ関口君へ向けると、目を輝かせた関口君と目が合った。
「それはきっと御狐様の仕業かな!?それとも神社に住みつく霊たちかな?どちらにしろ興味深すぎるよ!」
前のめり気味になりながら話す関口君の勢いに押されつつも霊という言葉と共にあの少年が頭をよぎる。
「そう言えば名前聞いた事なかったな……」
1人で熱く語り続けていた関口君は動きを止め首を傾げた。
「名前?」
不思議そうに私を見つめてくる関口君に頷き、神社に居る少年について話すことにしたものの結局関口君の質問やオカルト話になり放課後までその話で持ちきりになったのは言うまでもない。

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作者名:神城凛 | 作成日時:2019年7月29日 18時

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