両想い ページ6
私は教室の窓から外を眺めていた。
海先輩に申し訳ないことしたって。
とても後悔してる。
だって、好きって言ってくれたのに...
私は嘘ついた挙句あの海先輩を振ってしまった
その罪悪感が募るばかりだった。
佑亮・A？どうかした？外なんか眺めちゃって。
A・なんでもない！！
佑亮・Aらしくないな！相談乗るよ？
A・だから、いいって！！！
佑亮・A。どうした...
A・ごめん...佑亮。つい。
佑亮に心配させたくないのに...。
さすがに佑亮もこんな人好きにならないよね。
それから一週間。
一度も佑亮とは口を聞いていない。
今まで毎日のように話していたのに。
佑亮は私を避けるようになっていた。
佑亮と目が合っても。すぐに逸らす。
やっぱり、嫌われてるよね。
こんなはずじゃなかったのに...
ある日の夜。
ベットでゴロゴロしていると、突然佑亮からLINEが来た。
そこには家の前で待ってるから来てという文字が書かれいた。
家のドアを開けるとそこには佑亮がいた。
佑亮・よっ！
佑亮はいつも通りの笑顔だった。
佑亮・ちょっと着いてきてくれない？
佑亮に着いていくと、夜景の綺麗な場所に着いた。
A・綺麗...
佑亮・よかった。Aに笑顔が戻って！
A・ここって、昔遊んでた公園？
佑亮・そう！まさか、こんなに夜景が綺麗なんて思わなかったよ笑笑
A・本当にごめんなさい。私があんな事言ったりなんかして。
佑亮・俺こそ。口きかなくて、ごめん。実は、考え事してて。
A・考え事？
佑亮・うん。物凄い考え事。
A・何それ！笑笑
佑亮らしいね。
佑亮・ちょっと目つぶってて。
A・うん。
佑亮・開けていいよ！
A・えっ？これ...
佑亮・もう少しで誕生日でしょ？ちょっと早いプレゼント。
それはネックレスだった。
佑亮・なにが欲しいのかわからなくてさ。俺なりに考えた結果がこれ！！笑笑
A・ありがとう！！！
最高の幼なじみ笑笑笑
佑亮・もう、幼なじみでいられなくなる...
A・えっ？なんで？
佑亮・いつからかな。Aの事好きになってた。
A・...
私は驚きすぎて頭が真っ白になっていた。
佑亮・Aを見るといつも元気出て、俺にはいなくてはならない存在になってたんだ。
A・佑亮...。
佑亮・俺の隣にいてくれない？
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作者名：なつすけ | 作成日時：2018年9月16日 15時
