美少女店員さん【歌い手】

1カップ ページ2

チリンチリンと音のなるドアを開けてやってきたのは金髪の常連客、まふまふさんだ。




「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ」




ま「はーい」




「今日はどうしますか？」




ま「うーんと、アイスティーで！」




「アイスティーいいですね。暑くなってきたのでちょうどいいかも」




ま「ね！暑いコーヒーもいいけど、夏は冷たい紅茶の方が染み渡るよね〜」




「ふふっ、そうですね。あ、でもまふまふさんはミルクティーとか、フロートみたいなアイスが乗ってるやつとか女性らしいものの方が似合うと思います！」




ま「そ、それ褒めてる？」




「え！褒めてますよ！私はあんまり似合わないので羨ましいです」




ま「え、まってまって。Aちゃん以上にミルクティーが似合う女の子いないと思うんだけど」




「Aちゃん……」




ま「………？」




「あ、なんというか…」




ま「ごめん！セクハラだった！？1万払うから許して！ほんっとごめん！そうだよね、女子高生だもんね。ごめんね！？」




そ「それはそれで犯罪な気が……」




「あ、違くて……Aちゃんって呼ばれるの嬉しいなぁと」




ま「……………」




「あ、ごめんなさい。きもかったかも…」




ま「ごめん、可愛すぎるそれは」




「可愛い要素なくないですか……」




ま「いや、ありすぎて困る。ちょっともうほんと無理。そらるさんこの子オーダーしたい」




そ「それは無理だな。諦めろ」

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