僕らの太陽【2nd】 (ページ2)

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「なんで髪の毛切ったんです？」

『心機一転のためさ』

「………ほお」

なんでピンと来てないねん。

これでもちょっと覚悟決めて切ってもろたんよ？？

『それを話題にあげる人がいるなんて思わなかった』

「話しかけるのにはいいタイミングかなって！」

『うん、そうかもね！』

とりあえず、話しかけてくれた民第一号として、君の名は私の脳にちゃんと刻んでおきます。

考えてみれば、私こっちでの男友達スンチョルしかいなかった。

だからキャパはまだまだ余裕あり。

え？他の子の名前も覚えろって？

だって呼ぶ機会ねぇんだもんよ……。

.

.

『…………』

いやぁ～～まさかまさかの衝撃。

ジュニべらぼうに体がやらけえ。体？関節？？とにかくやらかい。

すごいねって言ったら、「このくらい普通ですよ」って返されたから肩パンした。

私の柔軟性見せつけたらツボって床に転がってた。こんにゃろう。

『これもうどうにもならねぇよなあ……』

あと少しでつま先を触れそうなところで止まる体。

膝の裏がビキビキいってる。くそう……。

「背中押した方がいいですか？」

『やめて！！』

なんとなく、キミは加減を知らなそうだから嫌だ！！！