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A「体貸してって…。さっきの部屋着の件もあるし…。ねぇ、私、不安なんだけど。そんなエ ロ要素この曲にないよね?」

志尊淳「大丈夫だよ。もし、そういうシーンがあっても俺がリードするから。」

A「余裕ー…。あつし君って何歳だっけ?」

志尊淳「23だよ?」

もう、あつし君を受け入れて、普通に答えてる。
紫耀と2歳違いか…。こんな場馴れしだしたら嫌だな。

A「そっか…。ちなみに私は27歳。」

志尊淳「うん。知ってる。」

A「何で?」

志尊淳「えっ?多分日本中知ってるよ?笑」

A「芸能人はツラいよ…」

志尊淳「えっ?」

スタッフ「アハハハ!男はツラいよばりに言うってー!アハハハ!もう、志尊君も早くAさんのこのペースに慣れなきゃね?はい!まずは、Aさんだけね。この衣装で撮るって。お願いね?」

渡された服に着替える。
白のシルクのロングキャミソールに、レースのガウンっぽいワンピース。
さっきから、やけにシルクだな…。

ヘアメイクは、髪は下ろしたまま、柔らかいメイク。

メイク「うん!バッチリ!頑張って下さい!」

A「ありがとうございます。」

ジャケ写は、顔をアップで撮るらしい。
白色のセット。羽が沢山敷き詰められている。
置かれているテーブルに頬杖を付きながら、横からのアングルでアップで。

何パターンか撮り、撮られた写真をパソコンで見る。
カメラ目線もの、目を伏せた表情、微笑んでいるもの、沢山ある。

スタッフ「どれもいいね。」

A「ありがとうございます。」

志尊淳「俺、コレがいいと思います。」

監督「俺もそれかな。」

マネ「うん。曲に合ってるしいいですね。」

それは、目線は下で微笑んでいる写真に決まった。

ケンちゃんは、急いで事務所に行くと行って、出て行った。
本当に急いで年内に発売したいんだな。
皆さんには、頭が下がる思いだよ。

監督「よし、じゃあ、撮れる所まで今日撮っちゃいたいから、よろしくお願いします!」

その声で、スタッフさん達も慌ただしくなった。
また衣装チェンジ。
ここのスタジオは、いくつものセットが用意されている広いスタジオだから、この中で全てが撮影出来る。

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月8日 12時

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