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A「ありがとう。ごめんね色々言って。もう、色々考えるのやめる!私は紫耀の事を愛してる。紫耀の赤ちゃんが欲しい!だから、結婚したい!大好き!私と結婚して下さい。」

紫耀の目を見て一気に想いを伝え、抱き締めた。

紫耀「…A。ありがとう…。愛してるよ。幸せにします。」

A「私も紫耀を幸せにするね。」

朝日が昇るこの景色もきっと忘れることの出来ないよ。
手を繋いで歩く。
幸せに満たされ、会話は無くとも、たまに見つめ合い微笑み、心で会話をしているかのような時間だった。

こんなにも愛おしいと思える人と出会えた奇跡。
これから一緒に歩む人生、あなたの全てを受け入れて生きていくからね。
大変な事もあると思う。
でも、どんな時も、
この先の人生でどんな事が起きても、
私は絶対にあなたを信じて、あなただけの為に生きて行くから。
そんな事を思い、1人誓いながら、新しい一日が始まった柔らかい太陽の光が差す、綺麗な横顔を見ていた。

部屋に戻り、早速今日事務所や親に話そうとなった。
明日からはまたお互い仕事で忙しくなるから、今日しかない。
これからの事を話し合っておかないと。

紫耀「まだ朝食には時間あるし、露天風呂浸かろうか。」

A「うん!」

湯船で後ろから抱き締められ、

紫耀「あー、本当に俺の奥さんになるんやね。」

A「うん。幸せでおかしくなりそう。指輪もありがとう。本当に本当に嬉しい。」

左手を上に上げ指輪を見つめる。

紫耀「そんなに喜んでくれて俺の方が嬉しい。ねぇ、籍入れるの、Aの誕生日にしようか?」

肩にキスをされながら、言われる。

A「えっ?来月だよ。色々と間に合わない気がするんだけど…」

それはいくらなんでも…

紫耀「早い?無理かな?」

うなじにキスをされる。

A「うん…。んっ!あっ…。紫耀のご家族へ挨拶に行かないと行けないし、結納はどうするか分かんないけど、両家の顔合わせはしなきゃいけないだろうし…。ちょっと無理なんじゃ…」

もう、手は胸を揉んでいる…
首筋にもキスをされる。

紫耀「そうだね。確かに無理だね。じゃあ、来年の春?」

A「イヤっ。あっ!うん。あっ、初めてあった日は?5月〇日!」

紫耀「うん!いいね!その日に決定やね!」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月8日 12時

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