460 ページ11
スタッフ「志尊君、流石だ。プロだねー。」
A「その道のプロになれるよ…。」
志尊淳「どの道だよ?笑。Aも流石だったよ。」
A「何も言わないで…」
撮影は、今日はここまでで終わりとの事だった。
あっ、そうか。ケンちゃん事務所に行ったから居ないんだった。
控え室に戻っていると、
志尊淳「お疲れ様。」
後ろから声を掛けられた。
A「あっ、あつし君。お疲れ様でした。」
志尊淳「あつし君は、やめてよ。俺、淳だから!」
受け入れたかに思えたが、違ったんだね…
A「そんな事知ってるって。だから、じゅん君っては呼びたくないって言ってるでしょ?それに、ジャンケン私が勝ったんだもん。」
志尊淳「じゅん君呼びの定員は、1人なんだね…。ねぇ、じゃあご飯行かない?」
じゃあ、の意味が分からない…
A「行かない。」
志尊淳「何でー?」
A「帰りたい。」
志尊淳「彼氏?」
A「うん。」
志尊淳「そっか…。」
スタッフ「Aさーん!ちょっといいですかー?」
A「はぁーい!じゃあ、お疲れ様でした。」
あつし君にお辞儀をして、スタッフさんの呼ぶ部屋へ入って行った。
私服に着替え、スタッフさんと次の撮影の衣装の打ち合わせをしていると、ケンちゃんが戻って来た。
マネ「ごめん、ごめん。遅くなった。」
A「お疲れ様。どうだった?」
マネ「もう、社長が大盛り上がりでさー。とりあえず、段取りは全部終わらせてきたから。」
A「そっか。ありがとう。」
スタッフ「マネージャーさん、じゃあ、撮影見てないんですか?」
マネ「はい。何かありました?」
スタッフ「いい撮影でしたよ!素敵でしたー。」
A「ただただ恥ずかしかったよ…」
マネ「ちょっと見てくるわ!」
そう言って、部屋を出て行った。
スタッフ「本当に恋人同士みたいだったなー。彼の前でもあんな風に?」
A「いえいえ!あれは、演技ですから!」
スタッフ「でも、キス!凄かったよ?ねぇ、志尊君って、キス上手くない?」
A「そうですね。」
407人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月8日 12時