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タカ「そりゃ楽しみだろうな。でも、お前浮かれてっけどいいのか?」
A「うん?何が?」
タカ「健だよ…テレビとか雑誌見てないの?」
A「健?…ん?健って、あの健?」
タカ「ふざけてる場合じゃねーと思うけど?はぁ…」
翔平「俺も気になってたよ。美玲も心配してる。だから、今日呼んだんだよ」
A「そうなの?心配?大丈夫だよ?ってか、どうしたのみんな…」
すごく真剣な顔で私を見てくる3人。
タカ「…取り敢えず、そのふざけた変装取れ!気が散る!」
仕方がなくカツラやメガネなど、サッチーの変装グッズを取る。
服はそのままだけど……
翔平「何も知らないんだ?」
A「うん。どうかしたの?」
翔平「最近、健が雑誌やテレビで恋愛話してるんだよ。過去の恋愛についても。」
タカ「全部を知ってる俺らからしたら、間違いなくお前との事を言ってる。」
A「別にいいんじゃない?私だって名前出してる訳じゃないんでしょ?私だって、インタビューで過去の恋愛について聞かれる事だってあるし。」
翔平「うん。そのくらいならいいんだよ。過去の恋愛だからってみんな微笑ましく聞いてるからな。でも……」
そう言って、口篭る翔平。
タカにどうする?って言ってる。
A「でも何?どうしたの?」
タカ「要するに、忘れられないんだって。お前以上の女がいなないんだって。健も、こんなふざけた女のどこがいいんだろうな……」
A「……えっ?健がそんな事言ってるの?ってか、最後の方何だか失礼だったけど?」
タカ「気にすんな。やっぱり知らなかったか……。紫耀は?」
A「うん。全然知らなかった…。紫耀はどうだろ…。いつもと変わりなかったし、知らないと思うけど、もしかしたら知ってて普通を装ってるのかな?でも、私にそんな気は更々無いし、何も心配する事ないよ。」
タカ「別れてから会った事は?」
A「もちろんないよ?」
タカ「お前、実際に今、健と再会しても大丈夫なんだな?」
A「当たり前じゃん!私は、紫耀が大好きなんだから。健は過去の人、もう何の未練もないから大丈夫だよ?」
翔平「でも今日のMステで紫耀と健、共演するぞ……。」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年10月8日 0時