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それから、ARASHIをなかなかノリノリで歌い切った潤君。
みんなも大盛り上がりで、みんな立ち上がってサビの振りも完璧だった。

きのぴー「最高ー!!!」

A「嵐ー!!!アハハハッ!」

紫耀「メッチャ楽しいー!!!」

すると、今度はタカの曲がなり始めた。
おー、この曲は!懐かしのあの曲じゃーん!
入れたの誰?見渡すと、ドヤ顔の翔平。笑
ナイスと親指を立て、お互いに合図を送り合う。

タカ「えー、これ?…しょうがないなー」

翔平「えー、では2曲続けてどうぞ!」

タカ「はぁ?」

1曲目は、激し目の曲でまたみんなで大盛り上がり!King & Princeのみんなは、初めてタカの生歌を聴くから感動と興奮でおかしなテンションになってる。
2曲名は、しっとりとしたバラード。
王道のあの曲。
カラオケでも見事に歌い上げるタカ。
みんなも、静かに聴き入っている。

紫耀「スゴいね…」

そっと手を繋いで来た。

A「うん…」

タカが、歌い終わる。
みんなが感動に包まれている。

タカ「えっ、何かごめん。」

岸「素晴らしい歌を聴かせて頂き、ありがとうございます!!!」

永瀬「岸君硬いって!すんません!」

岸「えっ?硬かった?でも、俺感動したからさ。」

タカ「ありがとう。」

A「あーライブ行きたいなー。行きたかったのに、今度のヤツ当たんなかったんだよね…。潤君もだよね?」

潤「うん。ダメだったな…」

タカ「だから、招待するけど?っていっつも言ってるのに…」

A「何かそれは違うんだよねー。同じファンの人を裏切る事は出来ないと言うか、何か後ろめたいから思いっきりはしゃげないというか…」

潤「俺、招待して?全然そんなの気になんないし!」

A「ダメ!!!絶っ対ダメだからね!裏切ったら許さないからね?」

潤「何でそんなこだわるんだよ?意味わかんねー」

タカ「諦めろ潤…。コイツを理解しようとしても疲れるだけ。無駄なことはやめようぜ?」

潤「そうだな。」

好き勝手に言いたい放題言ってくれるじゃない?そろそろ反論しようとした時、私の曲が…
まさかのバラード曲だし。
翔平だな…。そう思って翔平を見ると、ニヤリ顔。

翔平「では、しっとりと歌って頂きましょう!2曲続けてどうぞ!」

私も2曲なのね…。

あー、また何でこの歌なのかな…。
イジってるよな完全に。
ってか、紫耀の前で試してるよな。
でも、私は紫耀だけを見て、紫耀の為に歌い上げた。
紫耀も私をじっと見つめてくれている。

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年10月8日 0時

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