久しぶり過ぎて ページ43
でも、あなたを誘うような事言ったけど、私はもう何年もしてない…
5年前にしたのが最後…
久しぶり過ぎて、やり方も忘れちゃったよ。
「ねぇ？でも、私ね、その…、何年もしてないから、その…私、下手だと思う。ごめんね？満足させてあげられないと思う…」
下を向いて、伝えた。
恥ずかしい…
言わなきゃ良かった…
でも、あれ？こんなもん？ってガッカリさせちゃうのも…申し訳ないし…
「…ヤバイってマジで…。可愛すぎるんやけど…。おいで？」
そう言って、抱えられ、膝の上に跨らされた。
「…恥ずかしいよ。」
「俺もだよ？緊張してる。ほら！」
私の手を持って、胸に置かれた。
本当だ…ドキドキしてる。
「ね？俺も、ぶっちゃけそんなに慣れてないから、下手だと思う。だから、2人で俺たちだけのってのをしよう？」
「…うん。」
そっと手が首の後ろに周り、引き寄せられた。
チュッとキスをしながら、微笑む2人。
次第に、深くなる…
やっぱり、あなたとのキスが大好き。
あなたの首に両手を回し、もっと、もっととねだるように唇を求めた。
あなたの手は、忙しなく私の頭や背中を動く。
腰を引き寄せられ、さらに密着する身体。
「…A…。はぁ…、ベッドに…」
「…うん。」
跨ったまま、抱えられキスをしながら移動する。
向かったのは、8畳の部屋の方。
「…あっちじゃなくていいの？」
「…うん。こっちがいい。」
そう言って、また求められる唇。
そっとベッドに降ろされ、見下ろされる。
暗がりに段々と目が慣れてきた。
「…好きだよ。」
「…うん。」
そうとしか答えなれない私を許して…
抱き起こされ、服を脱がせられる。
ワンピースタイプのパジャマ。
ブラを付けていないので、
暗いけど、恥ずかしい…
そんなに見ないで…
私もあなたのＴシャツの裾に手を掛け、膝立ちになりながら、脱がせた。
引き寄せられるようにキスをし、そのまま倒された。
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月18日 22時
