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藍沢side



HCUに行くと、患者を診ていた灰谷に声をかけられる



灰谷「藍沢先生」



灰谷の後ろには、参考書の様なものを使っている今朝の患者の姿があった。
この期に及んでまで勉強とは、なかなか賢いやつなのかもしれない。



藍沢「腹痛の原因は分かったのか?」

灰谷「いえ...」

藍沢「じゃあやっぱり仮病か」




患者のことを、仮病だなんて疑いたくない。
だが、どれだけ検査をしても結果が出なければ断定は出来ないわけで。





灰谷「...進一くんは頭のいい子です。胸を打ってお腹が痛いだなんて、そんな辻褄の合わないこと言ってわざわざ疑われるようなことしないと思うんです。
でも、何も無い。...やっぱり入院させる必要無かったんですかね」

藍沢「検査はなにか発見が出来る場合にだけ意味があるんじゃない。
何も無いと証明できれば、患者は安心して家に帰れる。
気になったら答えが出るまでやれ。」



小さく聞こえた返事に、少し期待をしながらその場を後にした。




*



石川side




スタッフステーションに移動すると、少し怒りを含んだ広田さんの声が聞こえてきた。




広田「灰谷先生、何度も同じ確認されても困ります。こっちはちゃんとやってますから」

灰谷「すいません...」

「灰谷くん?」




彼らの方に向かい広田さんに礼を告げ
灰谷くんに話を聞いた





「あなたのオーダーは合ってる。だから、そんなに心配しないで?」

灰谷「でも...もう自分のせいで人が死ぬのは嫌なんです」




彼の気持ちも、分からないといえば嘘になる。
9年前、私も同じような経験をして、同じことを思った。
でも、仲間がいたから今日まで崩れずにやってこれたんだと信じている

しかし───かれは少し違う気がした。
自分を追い込みすぎている。
自分のことを評価出来ていない。
まさか、とは思うが...




灰谷「...すいません、HCUみてきます」

「灰谷くん!」





逃げようとした彼を、言葉で制御した。





「本当に...うっかり、だったんだよね、?駅のホームで...」




彼は、言いにくそうな表情を見せて。





灰谷「あの時一瞬思っちゃったんです。」



“この1歩を踏み出せば、楽になれるかなーって。”









他人の悲しみの深さなんて、私には理解できない。
でもそれは、私に限ったことではないのだ。

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あいか(プロフ) - 続きが少し気になるので、更新頑張ってください!!! (2017年9月6日 7時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ひなたさん» こんばんは!大正解です\(^o^)/NEWS好きなのでこの曲にしました♪これからも宜しくお願いします! (2017年9月4日 22時) (レス) id: b808059075 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - こんばんは!こ、これは! UR notaloneじゃないですか!> <なんだか気分が嬉しい気持ちです!!お話も楽しませてもらっています!頑張ってください!! (2017年9月4日 21時) (レス) id: be1d3ffffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつ | 作成日時:2017年9月4日 20時

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