その４ ページ5
そろそろ締められて銀時が青ざめてきた頃、菫はなにかに気づき、平助を止めると不思議そうに銀時に聞いた。
「もういい、平助。そろそろ許してあげろ。」
平助「……御意」
「それより……なぁ、銀時。なんだ、そのハートは?」
銀時「は、何言って…
なんだこれ」
銀時の頭上に浮いていたのは、真っ赤なハート。そんな謎のハートを物珍しそうに見る菫。
(なんだこれ……まるでゲームの好感度のゲージか何かみてーだな。)
「確かに、よく恋愛ゲームであるよなそういうの」
銀時「ほらぁッ、今菫ちゃん俺の心読めただろォォォ!!」
「やかましい!!!鬱陶しいぞ、この原始人が!!!!」
いきなり耳元で叫ぶ銀時に、躊躇なく顔面にグーパンを叩き込む菫。
銀時「ぐああぁぁぁっ!!!おいィィっ毎回毎回思うんだけどお前のその馬鹿力はどっから出てくんだよ!!!後暴力で解決しようとする君の方が原始人だから!!!」
(っていうか俺今顔がジャイアンに殴られたのび太みたいになってんじゃねーか、描写適当過ぎんだろ!!)
「念を使うと殺す。声を出しても殺す。わかったら大人しく黙っとけ。」
銀時「いやサンタナからキルアに変わったんだけどこの子ォォォ!!!そもそも女子がグーパンとかおかしいだろ!!!」
(ドS過ぎてもうそろそろ手に負えなくなってきたわコイツ!!顔は可愛いのに性格が下町の酔っ払いじゃねーか!!)
心の声をちょくちょく漏らしながら『お父さんそんな女王様みたいな娘に育てた覚えはありませんんんっ!』と叱責する銀時に、菫は嫌そうな顔で拳を構えた。
「誰が下町の酔っ払いだ、ドSじゃないって言ってんだろテメェ電気コンロでジワジワ蒸し焼きにしてやろうか?」
銀時「言ってる側からドS発言してるのに何言ってんのお前!!」
平助「っていうか電気コンロって地球に優しいよな」
「そりゃお前、ゴミをガスコンロで炙るのは汚染のダブルパンチでアレだろ。」
銀時「あっ折れた今俺の心の中で決定的な何かが折れたよ菫ちゃん」
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勇者の人(プロフ) - レイレインさん» 続編へのお知らせのやつはそうです、ポプテピです！簡単なトレスをしました（笑）コメントありがとうございます！ (2021年3月28日 23時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
レイレイン - このイラストは…！ポプテですか…！？（ちがったらスミマセン…） (2021年3月28日 23時) (レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - さくさん» 全集中すれば見えるようになります。（大嘘） (2020年11月18日 4時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - イラストのやつ、ツッキーの傷なくないですか？ (2020年11月18日 4時) (レス) id: c12f5cb0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2019年8月24日 10時
