耳責め【我妻善逸】 ページ10
〜さっきの続き〜
____________
【耳責メシナイト出ラレナイ部屋】
な、なんで...
『なんでお題増えてんの...』
しかも何故またそんな破廉恥な...
達筆な字で書かれた紙を見つめて、体が重くなるのが分かった。
(____重い...?)
『!!』
気づけば、善逸が後ろから抱擁していた。
鍛え抜かれた腕が腹と腕に回り、頭を肩に乗せていた所為で物理的に重かった。
『ぜ、善逸...?』
「...あのねぇ。」
吐息が耳にかかって、身体が強ばった。
「さっきの...俺ホントにしんどかったんだよ?」
静かに、でもどこか低く少し掠れた声に頭がクラクラする。
なに...これ。
「だからさぁ__」
『ぜんいッ.....』
ギュッと腕に力が入った。
「仕返し。ね?」
『?!...ひぅッッ、、』
生暖かい なにか が耳の裏をなぞった。
ソレが舌だということに気づく前に、私がしたようにソレを無造作に動かした。
舌が耳をなぞる度に体に電流が流れたかのような衝撃が私を襲う。
時折、漏れる善逸の色っぽい声が、更に追い討ちをかけた。
『やッ、ぜ...いつっ。もう...むり、』
「ン...まだ開いてないから...もうちょっと我慢。」
聞き覚えのあるセリフに怒りを覚えるが、それよりも強い羞恥と気持ちよさに打ち消された。
いやでも聞こえる水音で、解除音も聞こえない気がする。
もう足腰の感覚がない。
強く抱き締めている腕で座り込むことも出来ない。
何かがおかしくなりそうなところで、ゆっくりと舌が離れた。
「フゥ...出よっか、、と言いたいけど立てない?
んふふっ、ごめんね。」
濡れた耳が外気に当てられて未だにゾクゾクする。
情けない顔を隠すために、ギッと善逸を睨んだ。
___チュッ...
『?!?!』
「い、今のは...ゆめが...悪いから。」
そのまま善逸の顔が見れずに姫抱きされて、襖の向こうへと出れた。
__善逸の耳が赤く見えたのは、見間違いでないと信じたい。
--------キリトリ線--------
終わりですっ!
個人的に書いててめちゃくちゃ楽しかったです!
えへっ。ぐへへへ((←
リクエストありがとうございました!!
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t - 無一郎でくすぐり (2021年5月13日 3時) (レス) id: 7b1dcbdadd (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - はじめまして。リクエスト良いですか?無一郎で耳責めしないと出られない部屋をお願いします。 (2020年12月26日 23時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)
蝉丸(プロフ) - ぽよさん» いつも感想コメントありがとうございます!!もう妄想が沢山出てきて...つい(∀`*ゞ)テヘッww (2020年12月22日 23時) (レス) id: adb87017f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよ - むいむいよくやった!このシリーズでは頭撫でるのがお題でも頭撫でただけでは出さないのがお約束(読者の一方的なご都合で)wwww (2020年12月16日 17時) (レス) id: ee9024a726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - 光華さん» リクエストありがとうございます!!!了解致しましたッグフフフ...((((殴 いやもうホント、皆様のリクエストのおかげです!!わたしもこの作品大好きです(●´▽`●) (2020年12月16日 13時) (レス) id: adb87017f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝉丸 | 作成日時:2019年12月25日 18時