第33話《甘ったれるな》 ページ34
『甘ったれないでください』
「「え?」」
睨みをきかせて言うAに2人は困惑していた
『謝っても許してもらえなかったら?……何言ってるんですか……貴方……怖い思いをしたのはあなた方ではない……紛れも無い彼ら下級生です。
今まで慕っていた、憧れていた上級生からの突然の暴力…それも理不尽な…彼らは何度もあなた方を信じ、裏切られ、何度も傷ついてきました……それなのに、怖いだなんて、今更被害者ずらしないでください』
そこまで言うととうとう、伊作は崩れ落ちた
その様子を心配そうに見る数馬…呆れたように深いため息をつくA
Aは数馬に近づき耳元で
『後は任せましたよ。数馬くん……許すか許さないかは貴方次第です……頑張ってくださいね』
そう言ってその場を後にした…
・
数馬side
『後は任せましたよ。数馬くん……許すか許さないかは貴方次第です……頑張ってくださいね』
そう耳元で言われた時びっくりした…いやそれだけじゃない。穴に落ちている僕を助けてくれたり……いや…それ以前に僕に気づいてくれた…影が薄いって言われる僕を……あの人なら信じてもいいのかな……
伊作「数馬……」
泣きながら僕の名前を呼んだ善法寺伊作先輩…
数馬「な、何ですか」
正直…やっぱりまだ怖い……だって善法寺先輩は……
天女が来てから伊作先輩は委員会に来なくなったあろう事か天女の尻ばかり追いかけるのだ
そして数日後ようやく来てくれたと思った時、不気味な笑みを浮かべてこう言ってきた
伊作「ごめんね数馬……これも天女様のためなんだ」
近くにあった包帯を僕の首に巻いて締めてきた
数馬「がっ……ぐ、苦しい……」
力は一向に弱まずこのままじゃ……そう思ってる時たまたま通りかかったシナ先生に助けてもらった…あの時、シナ先生が助けてくれなかったらと思うとゾッとする…天女がいなくなると記憶があるのか泣いて謝ってきたが新しい天女が来るたび暴力の毎日…信じることに僕は疲れてしまった
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時透紅葉(プロフ) - チョコレートさん» いきなりのコメント失礼します!鬼滅と忍たまの小説とっても良いです!良かったら合作しませんか?紅葉と言います。よろしくお願いします! (2021年4月30日 9時) (レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - Saya様ーイメ画描いてくださりありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2021年3月16日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
Saya - イメ画描いてみました。設定と違ったらごめんなさい!!C:\Users\Saya\Pictures\Saved Pictures\小説”幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する”の夢主ちゃん.png←このリンク、クリックできないですけど、コピペしたらうまくいくはずです!いかなかったらごめんなさい! (2021年3月14日 6時) (レス) id: 1a1e8ba118 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコレート | 作成日時:2021年1月17日 12時