２１話 ページ22
Aside
『で、なんの用だよ
ツッキー島』
月島「あのさぁ、そのツッキー島って本当にやめてくれる？」
怪訝そうに言うツッキー島に僕はへへっと笑って見せる。
するとツッキー島はひとつため息を吐いて、まぁ別にいいけど、と呟いた。
僕はツッキー島に連れられて、体育館裏に来た。
『もうすぐ帰るから手短に頼むよ』
月島「分かってるよ。
………Aは、彼女とかいるの？」
『いねぇけど。なに？』
月島「へー」
ニヤリと笑ったかと思ったら、ツッキー島はジリジリと僕との距離をつめてきた。
『は、ちょ、なんだよ』
近付くツッキー島に僕は後ずさる。
そして、背中が壁にぶつかってしまった。
ツッキー島は鼻と鼻がくっついてしまいそうなくらいの距離で足を止めた。
そっと僕に手を伸ばす。
『んっ………』
月島「これ、誰につけられたの？」
首筋を撫でて、そう聞くツッキー島。
そこって確か、朝、走にキスされたところだよな…………？
でも、つけられたって、なんだ………？
『………これって、どれだよ』
月島「同意の上じゃないだね。
じゃあ、僕もいいでしょ？」
『は？なっ！ちょっ………!!』
首筋に軽く、キスを落とされた。
そしてすぐに強く吸い付かれる。
『ぃっ、んゃ………ぁん』
唇が離れた途端に僕はツッキー島の胸に倒れ込んでしまった。
『わりぃ………』
呟くように言うと、ツッキー島は
月島「別に。
というか、かわいい声出すんだね。
気持ち良かった？」
とニヤリと笑った。
『ふ、ふざけんな！
気持ちいいわけないだろ!?』
僕はツッキー島押し退け、体育館に走る。
月島「ねぇ」
『………なんだよ………』
月島「僕、相手が男だろうとホレたら本気でオトしに行くから。
覚悟しててね？」
『っ、な!!』
顔が赤くなるのが分かる。
僕の今の顔はツッキー島には見えない。
でも、僕もツッキー島が今どんな顔をしているのか分からない。
もしかしたら、ニヤニヤと笑っているかもしれない。
だったら尚更、今の真っ赤なこの顔を見られるわけにはいかない。
クソッ、調子狂うなぁ………。
・
・
・
・
・
・
・
？「………………」
――――――
しばらく更新サボってスミマセンでした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 445人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクラ - コメントありがとうございます！研磨、私も好きです！自分で書いててドキドキしてます！ (2018年9月25日 18時) (
レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃそ(プロフ) - け、け、け、研磨ァァァァァ！！ときめきが止まりません！！更新楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2018年9月24日 21時) (レス) id: a3c7e486a5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 友達に教えてもらって、コメントの書き方を習得しました！見てくださる方、コメントをくださる方、本当に感謝です！ありがとうございます！ (2018年9月22日 17時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
ねおここ(プロフ) - とても面白いですね！！こういうのはほんとワクワクします！！更新頑張ってください！！よければ私の作品も…なんておこがましい！！頑張ってください！(〃ω〃) (2018年9月11日 18時) (レス) id: ededd21401 (このIDを非表示/違反報告)
研ｶﾞｰｽｰ - めっちゃ面白いですね!!!( ; ゜Д゜//)こうゆうお話個人的にすごく好きです(’-’*)♪続き気になります＼(^o^)／頑張って下さい！応援してます(*^.^*) (2018年9月8日 18時) (レス) id: 306d9c59e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サクラ | 作成日時：2018年8月20日 11時
