おこちゃま… ページ6
《 カランカラン… 》
A「こんばんは〜…」
正門「あっ、ほんまに来てくれたっ♪」
A「途中で電話切っちゃうから…汗」
正門「ごめんごめん、適当に座って？笑」
普段コーヒー豆を届けたりカフェモカを飲みたくて
カフェをやってる時間帯しか来たことが無かったから
18時以降のお店に来るのは初めてで…お店の雰囲気が
ライトだけでここまで変わるとは思わなくてビックリした…
正門「何飲みます？笑」
A「あぁ〜…えっと…汗」
正門「あっ、お酒の種類分からんかったら
好きな味とかでも何でもええよ？笑」
A「えっと…カクテル系？フルーツ系が…
苦手なので…それ以外ならなんでも…汗」
正門「お酒は強い方？ それとも弱い方？」
A「強い方だと思います…笑」
末澤「あれ？ 聞き覚えある声やと思ったら
Aやん、いらっしゃい。笑」
A「あっ、さっきはありがとうございました。笑」
末澤「ええよ、ってかコーヒー飲めへんのに
カクテルとかフルーツ系まで嫌いなん？笑」
A「元からフルーツがそんなに食べれなくて…笑」
末澤「好き嫌いが多いなぁ〜？笑
佐野よりおこちゃまやん。笑」
A「気にしてるんだから言わないで下さいよ…汗」
正門「お待たせしました。笑」
A「……うわぁ〜…水色のお酒なんてあるんだ…」
正門「" ヒプノティック "って言うお酒。笑
" 催眠術 "って意味を持ってるんやで？笑」
A「えっ…私どんな催眠術かけられるんですか…？笑」
正門「まぁ〜取りあえず飲んでみて？笑」
A「……いただきます…汗」
末澤「……どうやった？笑」
A「美味しい…ちょっと甘酸っぱくて…
何かフルーツっぽさもあるような…」
正門「でも大丈夫やったやろ？笑」
A「これ…何が入ってるんですか…？」
正門「グレープフルーツをちょっと混ぜた。笑」
A「えっ！ グレープフルーツ？！汗
私が一番嫌いなやつなのに…汗」
正門「ほら、正門の" 催眠術 "にかかった。笑
『フルーツ嫌いでもこれが飲める〜…』ってな？笑」
末澤「アホくさ。笑」
A「正門さん…ありがとうございます。笑」
正門「ええけど…同い歳やねんから" タメでええ "って
何回言うたらそれ止めてくれるんよぉ〜？笑」
A「いやでも流石にそれは…汗」
正門「今は" お客様 "やねんからえぇの。笑」
末澤「ってか仲良くなったんやから必要ないやろ？笑」
A「分かった…頑張ってみる…笑」
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作者名：鳥子 | 作成日時：2023年3月26日 7時
