ちゃんと… ページ11
いきなり泣き始めて誠也くんを困らせて
営業中のお店に連れてかれちゃって…
二人まで迷惑かけちゃったのに…
今度は一緒にお兄ちゃんの電話を
聞いてもらうことにした…
《 ピッ… 》
A「もっ…もしもしっ…汗」
桐山『A何処におんねんっ？！汗
あちこち探しとんのに何処にもおらんやん？！汗』
A「あっ…えっと……友達？の…お店…汗」
桐山「友達って…お前友達出来たんか…？」
A「あっ…友達って言っても…
配達先で仲良くなった人達だけど…」
私は勝手にみんなのこと" 友達 "って思ってたけど…
こうやって迷惑かけちゃってるのもきっとみんなの優しさ…
正門「貸して？笑((ﾎﾞｿｯ…」
A「あっ、ちょっ！汗」
正門「あっ、もしもし？ Aちゃんと仲良く
させてもらってる正門良規と申します。笑」
桐山「おぉっ……って男っ？！汗」
正門「驚かせてしもうてすいません。笑
Aちゃんから話は聞きました…勝手にすいません…」
桐山「いや…俺の妹が迷惑かけてすいません…
迎えに行くんで住所教えてもらえますか？」
A「いっ…いいっ…！ すぐ帰るからっ…！汗」
ﾘﾁｬ「でも時間遅いしお兄さんも心配するやろうから
迎えに来てもらった方がええんとちゃうか？」
末澤「その方がお兄さんも安心するやろ。」
A「でもっ…汗」
桐山「……男何人おんねんっ…汗((ﾎﾞｿｯ…」
正門「後でAちゃんに住所送らせるんで
焦らず、ゆっくりでええので待ってますね？笑」
桐山「あぁ…ほんまに色々とすいません…汗
A聞こえとるか？ 大人しく待っとけよ？」
A「わっ…分かった…汗」
桐山「ほな、妹のことよろしくお願いします。」
正門「お待ちしておりますねぇ〜。笑」
《 ピロンッ… 》
A「何で勝手に話しちゃうのさぁー！汗」
正門「やってAちゃんが寂しいこと言うから。笑」
A「えっ…？」
正門「俺らのこと" 友達 "って思ってくれてなかったん？
俺はAちゃんのことちゃんとそう思ってたで？笑」
ﾘﾁｬ「友達やと思ってへんかったらタダで奢らんしな。笑」
末澤「友達ちゃうかったら置き去りにしとるし。笑」
A「……友達で…いていいの…？」
正門「ほな俺たちはコーヒー豆頼んでくれるお店の人で
Aちゃんは配達してたまに来るお客様のまま？
そんなん俺が寂しいから嫌やってぇ〜！汗」
末澤「佐野もそれ聞いたら泣くぞ？笑」
A「そっか…ありがとう…笑」
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作者名：鳥子 | 作成日時：2023年3月26日 7時
