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蝉
日下「あっ、、51階って確か…」
忍霧「立ち入り禁止区域…」
鬼ヶ崎「なんで立ち入り禁止なのか、お前さんたちも気になるだろ？」
そう言って、ニヤッと笑みを浮かべたカイは、
51階へと足を進める
忍霧「お、おい！」
日下「ちょっと忍霧くん、静かに！」
「…お前もな」
あっという間についた51階
でもそこにはあのアルパカの姿は見当たらない
しかも、それどころか人1人いない
日下「そういえば、ここに来る道中にも人いなかったよね」
「なんの気配もなかった」
忍霧「じゃあここは…無人島なのか？」
そんな事を話していると、
突如後ろに気配を感じ振り返った
パカ「あぁ、やはり蝉様にはバレてしまいますか」
忍霧/日下/鬼ヶ崎「！？」
忍霧ザクロは顔の血の気が引き、
カイはアルパカを睨みつけている
パカ「何か弁明はございますか？」
忍霧「…！」
鬼ヶ崎「…ただの迷子でェ」
ふと、突然アルパカの後ろにひっそりとパカメラがいるのに気づいた
しかし、気づくのが遅かったのか、
パカメラから物凄く眩しい光が放たれた
日下「くっ…」
「っ、」
咄嗟に腕で目を覆ったものの、
光が眩しすぎて周りが一瞬見えなくなった
…そして、バタリという人が倒れる音が聞こえた
忍霧「鬼ヶ崎！？」
振り向くと、そこには倒れたカイの姿が
「カイっ！」
日下「…何、これ」
パカ「先程は説明いたしませんでしたが、このパカメラは特殊でしてね…」
俺はアルパカの説明を遮り、
ナイフをアルパカの首目掛けて突こうとした
パカ「…蝉様、危ないですよ」
「カイに何した…」
パカ「今説明をしていたではありませんか」
ナイフが首に到達する前に受け止められた俺の右手首を握る力は、
とてつもなく強くて思わず顔が歪む
鬼ヶ崎「…っ、蝉、ナイフ下ろしな」
「カイ…」
鬼ヶ崎「俺ァ大丈夫だ」
俺はゆっくりとナイフを下ろした
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のあ抹茶(プロフ) - こんにちは、このお話とは関係がないですが、「Broken Emotion」は最新されないんですか？このお話も面白かったです、最新頑張ってください(^O^) (2020年4月6日 14時) (
レス) id: e5127ccdd8 (このIDを非表示/違反報告)
カイル(プロフ) - とても面白かったです！続きを楽しみにしています！ (2020年3月26日 17時) (レス) id: 2ba625995f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2020年2月26日 18時
