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日下瑛二
入出「あっ、日下さん！」
取り換えコックリさんを終えた後、
食堂に来た俺を見つけた入出くんが『０１染色体』を手に、元気よくこちらに手を振った
「入出くん、それなくさないでね？」
入出「はい！さっきカリンさんにも全く同じこと言われました！」
入出くんの目の前には、呆れたような顔をした更屋敷さんが座っている
そして入出くんの隣には駆堂くんが、
更屋敷さんの隣には伊奈葉さんが座っている
入出「日下さんも一緒にどうですか？」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
入出くんに誘われ、俺は駆堂くんの隣の席に腰掛けた
「あ、そうだ。駆堂くん好きな食べ物何？
俺のに入ってたらあげるよ」
駆堂「…アンヤ」
「え？」
駆堂「呼び方、アンヤでいい。俺より歳上なのにくん付けは気持ち悪い」
入出「俺もアカツキでいいですよ」
更屋敷「私も良ければカリンって呼んでください」
伊奈葉「じゃ、じゃあ私も…ヒミコって呼んでください…！」
「…ふふ、そうだね。じゃあ…アンヤくんにアカツキくん、カリンちゃんにヒミコちゃん。
これからよろしくね」
そんな会話をしていた時、
蝉が食堂へとやってきた
それを見たヒミコちゃんが少し焦ったように席を立った
伊奈葉「蝉さん…！」
「…どうかしたの？」
伊奈葉「それが…皆さんがゲームをしている最中に倒れてしまって…」
駆堂「倒れた？」
伊奈葉「はい…頭痛とか耳鳴りが酷いとか…」
ヒミコちゃんの話を聞いた俺は、
席を立って蝉の元へと歩み寄った
「…大丈夫？」
蝉「…あぁ」
相変わらず素っ気ない態度
だけど、それが“本当の彼”であり、
“偽りの彼”ではない
俺のように、無理やり笑顔を貼っつけただけの人間とは違う
俺も、蝉みたいにありのままでいれたら、
何か変わるのだろうか
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のあ抹茶(プロフ) - こんにちは、このお話とは関係がないですが、「Broken Emotion」は最新されないんですか？このお話も面白かったです、最新頑張ってください(^O^) (2020年4月6日 14時) (
レス) id: e5127ccdd8 (このIDを非表示/違反報告)
カイル(プロフ) - とても面白かったです！続きを楽しみにしています！ (2020年3月26日 17時) (レス) id: 2ba625995f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2020年2月26日 18時
