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蓮「拓実1回熱測ろうか」
蓮は拓実の脇に体温計を挟んだ
pipipi
体温計に表示された体温は39.5℃
蓮「まだまだ熱高いね…しんどいよね」
拓実「しんどい…辛い…」
蓮「さっき買ってきた冷えピタと氷枕持ってくるね、待ってて」
蓮は拓実の枕を氷枕に変え、おでこに冷えピタを貼った
拓実「冷たい…気持ちい」
蓮「これで少しは熱下がるんじゃない?」
拓実「蓮くんありがとう…」
拓実は冷えピタと氷枕が気持ちよかったのかまたウトウトし始め、数分で夢の世界に入った
拓実side
また数時間か寝て、眠りから覚めた
冷えピタと氷枕が気持ちよすぎて気づいたら寝落ちてた
隣を見ると蓮くんもベッドに寄りかかって眠ってしまっていた
さっきよりずっと体が軽くてだるさも少しなくなっていた
蓮くんを起こさないように体を起こした
すると、ベッドの軋む音で蓮くんが起きてしまった
拓実「あ…蓮くんごめん起きちゃった?」
蓮「ん…拓実起きたの?俺も寝ちゃってた」
拓実「冷えピタと氷枕のおかげでさっきよりずっと楽になったよ」
蓮「ならよかった、お腹すいてる?お粥食べる?」
拓実「うん、今ならちょっと食べられそう」
蓮「わかった、今持ってくるから待ってて」
蓮はお粥をよそって拓実の前に出した
拓実「いただきます」
拓実「おいしい…」
蓮「少しでもいいから食べておきな」
半分ほど食べたところできつくなってきてしまった
拓実「もう食べれないかも…ごちそうさましようかな」
蓮「わかった、半分でも食べられたなら良かった、今日はお風呂入らずにいっぱい寝ておきな、お皿洗っておくし」
拓実「ありがとう蓮くん、また寝るね」
蓮「おやすみ」
時計の針も10をさしていて、窓の外には月が浮かんでいた
蓮は部屋を間接照明だけにして、拓実のお腹をトントンしてあげた
拓実は子どもみたいに気持ちよさそうな顔をしながら再び眠りについた
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クオズ大好き(プロフ) - あ、間違えました。奨くんと蓮くんでお願いしたいです (2023年2月20日 13時) (レス) id: a88bc4aac5 (このIDを非表示/違反報告)
クオズ大好き(プロフ) - リクエストありがとうございます!できれば豆原くんの骨折と胃腸炎になってしまうお話が見たいです。別々のお話で。看病はしょう蘭でお願いしたいです (2023年2月20日 11時) (レス) @page43 id: a88bc4aac5 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - あと余裕があれば、蓮くんがインスタライブ中に花粉症でくしゃみがたくさん出てしまうのが見たいです。ぜひ、よろしくお願いします。 (2023年2月20日 5時) (レス) id: 21ab9ba0cd (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - リクエストに答えてくださり感謝してます。とても面白かったです。出来れば、蓮くんがパフォーマンス前に咳が止まらなくなってしまう小説を書いていただけたらありがたいです。 (2023年2月19日 20時) (レス) @page39 id: 21ab9ba0cd (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 再びリクエスト失礼します。拓実が体調不良で純喜と瑠姫くんが看病するのが見たいです。よろしくお願いします! (2023年2月18日 19時) (レス) id: fd0e7a13b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白林檎 | 作成日時:2023年2月6日 12時